90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

2020-01-01から1年間の記事一覧

お正月に要注意 お餅の窒息死「なぜ起きる」を知ってしっかり予防

お正月に欠かせない「お餅」。お正月にいただくつきたての餅は、格段に美味しいですよね。そんなお餅ですが、よく噛まないうちに飲み込んで、喉に詰まりそうになったことはありませんか? 私も、餅をしっかりかんでいないまま飲み込んだときに、喉をつまらせ…

花粉症チェックリスト!風邪・新型コロナとの違いは?

日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会が発表した『鼻アレルギー診療ガイドライン2020』によると、日本人の約半数は、何らかのアレルギー鼻炎症状を有しているそう。 「アレルギーとは、原因物質(抗原・アレルゲン)に対して体の中の免疫機能が過剰に反応した結…

手足の「ふるえ」は病気の可能性も

はしやペンが持ちにくい、人前に出るのが恥ずかしい――。慢性の手足のふるえで、日常生活や仕事などで困っている人は少なくない。 治療を受けずに自分流で対処して過ごしているケースも多い。ふるえの診断や治療法は進化しており、専門医による正しい診断や治…

認知症患者20年後は1000万人弱? 認知機能低下予防にたんぱく質の摂取が効果的

厚生労働省のデータによると、2012年における認知症患者は462万人で、2040年には約2倍の953万人となり、その20年後には1154万人にもなると予測されている。 認知機能低下が進むと認知症につながる可能性が高まるが、認知機能低下予防に効果的なことがいくつ…

日頃から「血栓」をつくらないために

生労働省の統計によると、心臓病による死亡数は1月が最も多く、次いで2月、12月、3月と冬季に集中、夏季のおよそ1・5倍に上る。寒さで自律神経が刺激され、朝の外出時には交感神経の活動が強まる。すると体熱を外に放散しないように血管が収縮すると…

ミカンには糖尿病や高脂血症に効果的な栄養素がぎっしり

冬といえば、コタツにミカン。ミカンを目にする機会も増えてきたのではないでしょうか? 大きさにもよりますが、ミカンM玉1個当たり可食部のカロリーはおよそ34キロカロリーと大変低エネルギー。水分が多いのも特徴です。 そんなミカンに含まれる栄養素…

歯科医が指南 唾液分泌を促進させる水分補給法

健康な人の口内には、1日に1~1・5リットル程度の唾液が「唾液腺」から分泌されている。唾液の成分は「水」「電解質」「粘液」「多くの酵素」からなり、人体の最初の関門である口の中で、さまざまな重要な役割を果たしている。 たとえば、会話や飲み込み…

認知症につながる知覚異変 目・鼻・耳・口のサイン

そう簡単には治せないと思われているのが認知症。しかし、初期の段階で発見し、いち早く治療すれば、認知機能の回復も望めるのだという。そして、認知症の兆候は、目・鼻・耳・口の異変から感じ取れる。一体どういったサインがあるのか。 まずは「嗅覚」。「…

「ドライアイ」は冬に加速!見直すべき4つの原因

PCやスマホを見る時間が増え、そしてこれからの季節は乾燥も厳しくなり、目の乾きと痛みを訴える人が増えています。 「ドライアイは生活の質を損なう病気です。昔は乾くという症状だけと捉えられていましたが、いまでは、ゴロゴロする、目を開けるのがつらい…

覚えておきたい 5つの「くも膜下出血」の予兆

死亡リスクのほかに後遺症の危険性も高いくも膜下出血。脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)が破裂するまで基本的に無症状だが、わずかな予兆も。 ■くも膜下出血の5つの予兆 □経験したことのない激しい頭痛□頭が持っていかれるような感じ □何かが頭の中ではじ…

マッサージに行っても、すぐ肩こりがぶり返すのはなぜ?

肩こりはつらいですよね。肩こりがひどくなってマッサージに駆け込む人は多いですが、「マッサージに行っても、すぐにまたぶり返してしまう」という話もよく聞きます。 マッサージだけに頼って肩こりを解消しようとしても、根本的な解決にはなりません。相談…

コロナ死の8割超が軽症・中等症から

新型コロナ第3波が猛威を振るっている、重症者数も過去最悪の水準で推移。 驚くことにコロナ死の大半は、重症者ではなく、軽症・中等症扱いの患者であることが分かった。軽症患者の容体が急変し、死に至るケースが予想外に多いのだ。 コロナ死は懸命の治療…

原因不明の痛み・不調が続くときに疑われる「心身症」とは?

皆さんの中に、身体の不調があり、病院で治療したのにも関わらず、その病気の発症の原因がわからない病を経験したことはないでしょうか。病気などではなく、例えば肩や首、腰の痛みが湿布などを処方された後も原因不明の痛みにずっと悩まされているというも…

ビタミンD不足を防ぐために日光を浴びるなら何時ごろがいい?

骨の強化や筋力の維持に欠かせないビタミンDは、食事からとる以外に、紫外線を浴びることで皮膚でも合成されます。 では、次の3つの時間帯を皮膚でのビタミンD合成量が多い順番に並べると 12時 ⇒ 9時 ⇒ 15時 です ●骨の強化に加え、がんの予防でも注目高まる…

例年流行する12月が近づくノロウイルス 正しい対応方法

ノロウイルス感染症とは、病原体に汚染された食品などから感染する「経口感染」などで広がる感染症です。流行のピークは12月で、1~2日の潜伏期間を経て、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が出ます。症状は数時間から数日で収まり、余程のことがない限り重症化…

だしパックの煮すぎが原因? 保育園の給食で食中毒

墨田区内の保育園で給食を食べた1~6歳の園児28人に、一時的に腕や顔に発疹などの症状が出たと発表した。 墨田区保健所は、きつねうどんのスープから検出された化学物質「ヒスタミン」が原因の食中毒と断定。給食の調理業者が、ヒスタミンが入っていた市…

過度なストレスを抱えている5つのサインと対処法

ストレスとは、精神的および感情的なプレッシャーに対する体の反応です。体は、”闘争・逃走モード”に備えるため、ホルモンや化学物質を体内に放出するのですが、これが非常に厄介な副作用となるわけです 症状には個人差がありますが、鼓動や呼吸の速度が加速…

あきらめがちな「ひどい肩こり」実は隠れた病気の可能性

もはや現代病ともいえる肩こり。多くは筋肉の緊張が原因だが、ほかの症状が伴うようなら、下記のような病気も考えられる。 ●リウマチ性多発筋痛症 50歳以上の大人の女性に多く発症する、原因不明の炎症性疾患だ。肩から首の痛みに加え、発熱、腰や大腿部、四…

ビタミンCって1日にどのくらい取ればいい?

そもそも、ビタミンCとはどのような栄養素なのでしょうか。まず挙げられるのは、免疫力アップ。風邪をひいたときにはビタミンCを取るといいといわれるように、ビタミンCには体全体の免疫力を上げて、風邪や肌トラブルを防いでくれる効果があるのです。加えて…

胸部、乳首がかゆくなる理由

かゆみが生じると困る部位の中で、乳房と乳首は上位を占める。 かゆみに悩まされているのであれば、医師の診察を受けるのが最善。 ・皮膚炎 「湿疹は、環境暴露によって症状が悪化する遺伝性皮膚疾患であるケースが多い」 湿疹はかなり特殊な見た目をしてい…

実は誤診されやすい「認知症」代表的な4疾患

以前、認知症を痴呆と呼んでいた頃には、日本人にみられる痴呆は大部分が血管性痴呆で、アルツハイマー型痴呆は少ないと言われていました。 ところが、最近では欧米人と同じく日本人にもアルツハイマー型認知症が多くみられるようになり、日常診療においても…

食後30分は、歯を磨かない方がいいって本当?

歯の表面にはプラーク(歯垢)という細菌のかたまりが付着しています。食事にはたとえ砂糖が含まれていないものでも糖分が含まれており、そのまま放置するとプラーク内の細菌が糖分を吸収して酸を作り、それが歯を溶かす原因と考えられています。これを防ぐ…

歯ぐきマッサージ習慣 口臭や歯周病対策に 

歯磨きは毎日ちゃんとしている、と自信を持っている人でも「歯ぐきのケアをしている?」と聞かれると、答えに詰まるかもしれない。 「25歳を過ぎると、虫歯よりもむしろ気にすべきが、歯ぐきの病気、歯周病」 「歯周病は口臭の原因になるだけでなく、歯ぐき…

「疲れやすい」「体重が減ってきた」のはあるサインかも

最近どうも疲れやすい。体重が減ってきた。病気ではないけれど、調子が出ない。そんなふうに感じているなら、それは「フレイル」の一歩手前かもしれません。 フレイル(虚弱)とは、加齢により、体重の減少、疲れやすさ、筋力の低下など心身の衰えがみられ、…

本気で助けを求められた時に絶対にしてはいけない3つの話題

「誰もがストレスを抱えて生きている現代、いつ『死にたい』と打ち明けられても不思議ではありません。想定したくはないことですが、その時に慌てないためにも、最低限の知識を持っていてほしい」 自殺したいと考えることを「希死念慮」というが、この気持ち…

5人に1人が「認知症」…「加齢が原因の物忘れ」との違い

人は前期高齢者といわれる65歳頃から、身体も脳も加齢とともに確かに老いていきます。認知機能が「正常(Successful Aging)」な老い方といえる人から病的な「認知症(Dementia)」状態の人がいます。 また、その中間的な軽度の認知症である「軽度認知障害(…

「老化」が進む人の毎朝食べているもの

血管にダメージを与えて老化させる大きな要因は2つあり、1つは「糖化」、もう1つは「酸化」です。それぞれについて、説明していきましょう。 「老いる人の習慣」としてよくあるのが、次の3つです。 1.「コーヒー、紅茶には砂糖を欠かさない」2.「購入するペ…

体外受精で赤ちゃんが産まれる「確率」は6%未満

日本産科婦人科学会の最新報告によれば、体外受精の治療件数は年々増え、2018年は過去最多の45万4893件に対し、生まれた赤ちゃんの数もこれまでで最も多い5万6979人。しかし、最終的に出産できた数を示す「生産率」は、ここ10年で下向きに推移しており、2018…

認知症になった親の権利を守る 成年後見制度で出来ることと出来ないこと

認知症になった親を法的に支援する制度として「成年後見制度」があります。成年後見制度のうち、「法定後見」を利用した場合の親の財産管理を中心に説明します。 法定後見では、「被後見人・被保佐人・被補助人」となる本人と、家庭裁判所から選任されて「後…

心療内科、精神科の違い 病院選びで知っておくべきこと

メンタルクリニックといっても、精神科などさまざまな診療科があります。何かの症状や気分の落ち込みなどに見舞われた場合、どの科を受診すればいいのかわからない方が多いと思います。 そこで、まずは症状別に、どの病院を受診するのが最適なのかをお話しま…