90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年を振り返って

今年は3月に主人が身罷り、悲嘆に暮れる年でありました 主人の遺産相続は古くからの付き合いのある司法書士の先生と孫が主となって進めてくれたのでとても安心感がございました 農地や山林が残っておりましたので手間がかかるとの話でしたが、先日相続税の…

納豆と牛乳は朝と夜で「効果」が違う

・何を「いつ」食べるか 同じ食べ物でも、口にする時間を意識して効果的な食べ方ができれば、肥満の予防や善玉菌の多様性の保持、免疫系のバランスを保つのに役立つ。食べる時間を意識すると、健康的に年齢を重ねることが可能になる 牛乳に含まれるトリプト…

コーヒー1杯を淹れるくらい短時間のルーティンが、頭が冴えて健康にもいい

まず、残念なお話を1つ。経営者にとって、いえ、誰にとっても、座りっぱなしは体によくありません。 1日に6時間以上座っている人は、1日に3時間以下しか座らない人に比べて慢性的な疾患が原因で亡くなるリスクが18%高いことが研究でわかっています。 また、…

心筋梗塞、脳卒中、認知症…「痛くないから大丈夫」と歯医者に行かなかった人の老後

口腔機能の衰えは、食べ物を噛んだり飲み込んだりする機能が低下するだけでなく、全身の健康状態に大きな影響を与えることがわかってきている。 産業医の池井佑丞さんは「歯の健康が、糖尿病や心臓病、脳卒中、認知症の引き金になったり悪化させる要因になっ…

骨折のリスクを上げる「骨粗しょう症」 注意すべきはどんな人?

骨粗しょう症と言うと、更年期以降の女性の病気というイメージを持っている人も少なくありません。女性のほうがリスクが高いのは確かですが、男性でも80歳以上なら女性の3分の1ぐらいの頻度で発症します。 そのように聞くと、「まだまだ先じゃないか」と思う…

つらいかゆみはなぜ起こる?蕁麻疹(じんましん)の原因

つらいかゆみはなぜ起こる? ストレスは蕁麻疹の原因の一つです。さまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされるという蕁麻疹は約7割が原因不明といわれており、症状が長引くことも。医師監修のもと、控えたい食べ物などについて解説します。 ストレスが蕁…

がん狙い撃ち「光免疫療法」が拡大 副作用少なく、体の負担軽減 治療に革命期待

がんを狙い撃ちする新しい治療法「光免疫療法」に取り組む医療機関が、兵庫県内でも拡大している。これまでは神戸大病院(神戸市中央区)が唯一行ってきたが、今年9月末に神戸市立医療センター中央市民病院(同)が初めて手術を実施し、県立がんセンター(…

一日のうち、「高血圧で突然死」する「最も危ないタイミング」はいつか

寒い季節に猛威を振るう「静かなる殺し屋」は、高血圧症患者の背後に音もなく忍び寄り、ある日いきなり無慈悲に命を奪う。突然死を避けるために、今からどんな対策を講じればよいのだろうか。 「高血圧に悩まされる人々にとって、冬場は危険が高まる季節です…

食卓で料理に塩をふる人は早死にリスクが高い

高血圧の予防と治療において、減塩が非常に重要であることは知られています。しかし、減塩料理が出てくると、なんだか味気なくて、食卓に置かれた塩をふりかけてしまう人もいるでしょう。 このほど英国で行われた研究(*1)で、食卓で料理に塩をかける習慣…

がん免疫治療薬の弱点克服へ…高齢者にも効きやすくする物質、本庶さんら発見

高齢者では効果が出にくいがん免疫治療薬の弱点を克服する候補物質を見つけたと、京都大の本庶佑(ほんじょたすく)特別教授らのチームが発表した。 老化を遅らせる働きを持つ生体物質「スペルミジン」で、高齢のマウスに投与すると免疫機能が回復し、薬が効…

睡眠時間が足りていない人は「高血圧」になりやすい

睡眠不足になるとなぜ高血圧リスクが高くなるのか。 血圧の一日内の変化は、起きてから日中にかけて血圧が上昇し、夕方から徐々に下がっていき、寝ている時に最も低くなります。これは、日中の活動時には交感神経活動が優位になり、就寝中は副交感神経活動が…

まじめな人ほど認知症になりやすい? 医師が伝えたい"まじめリスク”

まじめな人ほど抱えてしまいがちな脳のリスクとは、一体何なのだろうか? 『忘れる脳力』の一部を抜粋して解説する。 健全な脳を保つためにも、脳の活用は〝過ぎたるは及ばざるがごとし"だ。適度に使うことが重要なのであって、使いすぎてはいけない。 適度…

今や死因の10%強 急増する「老衰」

医学の進歩に伴い、感染症などの『病気』ではなく、天寿を全うする人が増えてきたのは間違いない。しかし、それだけで老衰比率のこれほどの上昇は説明できません。医師が死亡診断書に『老衰』と書いても許される医療者側の意識の変化の表れと言えるのかもし…

「合わないメガネ」が招く意外な弊害…疲れ目や肩凝りだけではない

合わないメガネをしている人は想像以上に多く、来院患者全体の8~9割に及ぶという眼科医がいるほどです。 診察中に出合う合わないメガネで多いのは、度が強すぎる、弱すぎる、左右の近視の度の違いを反映できていない、乱視が合っていない、などのメガネです…

がんは日帰り入院で治す時代に…切除できない「肺がん」をわずか30分で撃退!「光線力学療法」

PDT治療は30分であっけなく終了 がん治療は未だ「壮絶な」といった枕詞付きで語られることが多いが、数あるがんの中でも死亡率が高いことで知られる「肺がん」にはだいぶ前から、30分程度の治療時間で済み、しかも超低侵襲(ていしんしゅう)、即ち患者の体へ…

「もう何年も2階に上がっていない」自宅は高齢者には不便 転倒場所の6割が自宅

■高齢者の転倒の6割は自宅で起きている 子どもが独立し、自分とパートナーの二人だけになったわが家。あるいはパートナーに先立たれて、一人暮らしになったわが家。人生100年時代になって、この先、20年、30年と高齢者だけの生活が続きます。 内閣府の令和4…

認知症になりやすい人・なりにくい人の分かれ道

もの忘れや認知症予防について各専門家に聞く全7回の企画。今回は、認知症の発症を抑えるために脳機能の低下を防ぐ大切さを2人の専門家に伺います。認知症になりやすい条件をセルフチェックしてみましょう 発症につながる条件は、年齢によって異なります。過…

強制的にやらされる脳トレで「うつ症状」に 家族が良かれと思う記憶力低下対策が逆効果

現状の薬や治療法では、物忘れや認知症を完全に防ぐこと、治すことは難しい。しかし進行をゆるやかにする薬はあり、生活習慣の改善などによって、発症や進行を遅らせたり、防げたりする可能性がある。早期発見、対応が鍵だ。 「物忘れ」を引き起こす病気には…

「健康寿命」は個人の主観の平均値 重要なのは老化加速度の格差

3年に1度行われる「国民生活基礎調査(厚生労働省)」(全国約28万世帯を対象としたアンケート調査)の中の、2つの質問項目をもとに計算されます。 ひとつは「現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」という質問。「ない」を「健康」、「ある…

もし自分が認知症になったら…どこまで自覚できるのか?

認知症の方が自身の症状を自覚するケースは極めて珍しいと考えられています。自身で自覚症状を訴えて、私のクリニックをはじめ物忘れ外来を訪れる方の9割以上が別の病気の診断をされています。 精神疾患のひとつである「不安障害」で記憶力の低下が起こって…

放置NG・早めに対処したい!膝の裏が痛いのはなぜ?

膝の裏が痛いのはなぜ?膝に起こる症状(痛み方)は原因や病気によっても異なります。放置すれば悪化し痛みが強くなることもあり、歩行や階段の昇降など日常生活に支障が出るケースも。医師監修のもと原因や対処法、ストレッチ、受診の目安をご紹介します。 …

全身の関節が痛む元凶「エアコン痛」

エアコンの利いた室内で過ごす時間が増えている。 だが、涼しい風を浴びているうちに、関節に痛みを感じ始めてしまう方も多いのではないだろうか。これが「エアコン痛」である。 エアコン痛は設定温度を25度以下にした時や、就寝中など長時間にわたり風を受…

足の血管がデコボコに。女性に多い「下肢静脈瘤」

足のむくみ、だるさ、冷えに困っていても、命に関わる病気ではないと、我慢したり、放置したりしていませんか? しかし足の不調を軽視してはいけません。もしかしたら下肢静脈瘤につながり、将来、歩行困難になる危険性もあるのです。 「足のむくみ、だるさ…

認知症で徘徊する人、しない人はどこに違いがあるのか?

認知症で徘徊(はいかい)の症状が出やすいのがアルツハイマー型です。逆に脳血管性認知症では、徘徊の症状は出にくいと考えられています。 特徴として「見当識障害」がみられます。これは現時点の時刻、日付、場所、人物がわからなくなって、最新の情報をア…

睡眠時無呼吸症候群の原因や治療について医師が解説  放置すると危ない理由

睡眠時無呼吸症候群とは? 睡眠時無呼吸症候群とは、文字通り、睡眠中に呼吸が一時的に停止してしまう病気のこと。Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。 数年前、睡眠時無呼吸症候群が原因で大きな列車事故やバスの事故が…

実は、便潜血検査で大腸がんの早期発見はできません…多くの人が知らない、大腸がん検診の「新常識」

まずは「大腸ポリープ」の基礎知識。 大腸ポリープとは、大腸の粘膜から発生するイボ状のできもののことで、大きく分けて「腫瘍性」と「非腫瘍性」の2種類がある。 腫瘍性のうち、悪性のものがいわゆる「がん」。良性のものは「腺腫(せんしゅ)」と呼ばれ、大…

午後に出歩くのは危険! 猛暑日の「理想の過ごし方」

「天候に左右されてはいけない」と思い、暑くても頑張ろうとしてしまう人もいるでしょう。そんな人には、猛暑を乗り切るために普段よりゆっくり過ごす方法と、そうしたほうが良い理由をご説明しましょう。 . 頻繁に休憩を取る 最初に、当たり前のことかもし…

更年期障害にならない食生活!つらい症状を予防・軽減

閉経前後の10年ほど、女性の誰もが経験する更年期。しかし、更年期障害の症状の程度には個人差があります。その違いはどこにあるのでしょうか。今回は、「食」をキーワードに、更年期障害予防のポイントを見ていきましょう。 ■更年期障害の症状とその原因厚…

習慣的に「昼寝」をする人は高血圧や脳卒中のリスク・英研究

昼寝をすることは何の害もなさそうに思えるが、定期的に昼寝をするのは逆に健康を損ねている可能性があると、新しい研究で示唆されている。 これは、長期間にわたって参加者を観察分析したものと、遺伝子リスク検証であるメンデルランダム化の両方を使って、…

「頭痛」「だるい」これって熱中症?それとも風邪?救急医が教える、熱中症の見分け方

その体調不良、熱中症?それとも風邪? まだ体が暑さに慣れていないこの時期、気温が高くなる日の活動は、屋外でも室内でも体調に注意が必要です。そんな中、自分の体調不良が何の症状なのかわからないことも。熱中症と風邪にはよく似た症状があり、それらを…