90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

42度でも39度でも水風呂でもない…医師が勧める「老後のヨボヨボ化を防ぐ」夏のお風呂の温度

老後を健康に過ごすには、どうすればいいのか。医師の早坂信哉さんは「健康食品などに頼るのも手だが、私はお風呂をおすすめしたい。

延べ7万人を調査した結果から、大きな健康効果が期待できるとわかったからだ。夏場は暑くて湯船につかりたくないという人でも、おすすめの温度・時間がある」

 

■湯船につかると“血流が良くなる”

 夏は、湯船につからずシャワーだけで済ませる、という方が増える時期ではないでしょうか。汗を流すだけならシャワーで十分ですし、実際、体臭対策という点ではお湯のシャワーが有効と言われています。

 ただ、それとは別に、夏でも湯船につかることには大きな意味があります。シャワーでは得られない健康効果が、湯船にはあるからです。

 

 その最大のメリットが、体を温めて血管を広げ、血流を良くすることです。血流が悪くなることは、ある意味すべての病気のもとになります。そして人は、血管から老化が始まると言われています。温めることで血管が拡張すれば、血管の老化を防ぐことにつながる。これはさまざまな研究で明らかになってきています。

 一言で言えば、お風呂の力は「温熱作用」です。体が温まることで血管が拡張し、血圧が下がり、血流が良くなる。これがお風呂の一番大事な働きです。

 血流が良くなれば、全身に栄養分が運ばれ、炎症物質のような老化につながる物質も除去されやすくなります。とくに深部体温、体の中心部分の温度が上がると、内臓にまで十分な栄養と酸素が行き渡ります。古い細胞が新しく入れ替わる新陳代謝にも、プラスに働くと考えられます。さらに、全身が温まることで免疫力が高まる、ともいわれています。シャワーで体の表面を流すだけでは、ここまでの効果は得られません。

 

■基本「40度に10分」、夏は「38度に20分」もOK

 

 では、具体的にどう入ればいいのか。

 基本となるのは、40度のお湯に10分、肩までの全身浴です。これまでの多くの研究や私が長年の研究から導き出した、もっとも効果的で無理のない入り方がこれです。

 半身浴ではなく全身浴を勧めます。肩までしっかり浸かったほうが、体全体がよく温まるからです。

 入るタイミングは、就寝の90分ほど前。これが良い睡眠につながります、睡眠は、若さを保つうえでとても大事です。

 40度で10分入ると、深部体温が0.5〜1度ほど上がります。そして、お風呂から上がって90分ほどかけて、その体温が下がっていく。この体温が下がるタイミングで布団に入ると、深く質の良い睡眠が取れることが、研究でわかっています。

 皮膚の表面ではなく、体の中心の温度を一度しっかり上げて、それから下げる。これが「90分前」の理由です。

 

 ただ、夏に40度のお湯はとても入っていられない、という方も多いでしょう。そんなときは、無理せず温度を下げてかまいません。

 おすすめは、38度で20分。チャプチャプと遊べるくらいのぬるめのお湯に、その分ゆっくり浸かるのです。これくらいの温度なら、夏でも無理なく続けられます。40度でも38度でも、これくらいの温度のお湯は副交感神経を優位にしてくれるので、しっかりリラックスできます。

 

 

近年は毎日お風呂にはいることが難しくなり、特に冬場では孫が居間にいてくれる時でないと不安です

ですが、記事にもあるようにお風呂の健康効果は大きく感じますので無理のない範囲でこれからも適切に入浴するのを心掛けたいところです。

なぜ雨の日は頭痛になりやすい?最新研究で〝頭痛が起こりやすい人〟に共通する血液成分

雨の日に「なぜか頭が痛くなる」という経験をお持ちではないだろうか。こうした不調は「気象病」と呼ばれ、実は多くの人が感じている身近な症状でもあるのだ。

では、なぜ頭が痛くなるのか。さらに、同じような天候でも、症状が出やすい人と出にくい人がいるのはなぜか。

そんな気象病の原因について解説したニュースレターが第一三共ヘルスケアから届いたので、概要をお伝えする。同レターでは、最新の研究で新たに確認された、頭痛が起こりやすい人に共通する血液成分の特徴についても触れているので、併せて紹介したい。

 

 

6割以上が経験する気象病、最多症状は「頭痛」

気象病とは、気圧・温度・湿度などの変化によって引き起こされる頭痛、めまい、倦怠感などの総称だ。同社の調査では、気象病の経験者は全国平均で64.6%にのぼり、最も多い症状は「頭痛」(67.1%)であることがわかっている。

 

■ 頭痛が起こりやすい人に共通する「血中成分」とは

日常生活の中で、片頭痛や気圧の変化による頭痛に悩まされている人がいる一方で、同じような天候でも症状の出方に個人差があるのはなぜか。

一般的に頭痛には、ストレスや生活習慣、姿勢など様々な要因が関与しているという。中でも「気象病」による頭痛については、内耳の感受性が高い人ほど気圧変化の影響を受けやすく、自律神経のバランスが乱れることが一因とされている。内的要因としては、ビタミンDやマグネシウムの不足との関連も報告されている。

さらに最新の研究では、頭痛が起こりやすい人に共通して「ネルボン酸」(神経細胞の膜を構成する超長鎖脂肪酸の一種)と「活性型ビタミンD」が血中で低い傾向があることが確認された。これらは性別や年代を問わず頭痛経験者で低い値を示す傾向にあり、頭痛の起こりやすさとの関連が示唆されている。

 

 

今日からできる「気象病・頭痛」への対処法

・気圧変化を事前にチェックする(天気予報アプリの活用)

・頭痛・めまいなどの症状がある場合は、まず十分な睡眠をとること。睡眠中に副交感神経が優位になり、自律神経のバランスを整えてくれます。お風呂にゆっくり入る・好きな音楽や映画でリラックスするなど、副交感神経を優位にする習慣も有効

・気分の落ち込みや強い眠気を感じる場合は、思い切って外に出ることが効果的。外出により交感神経が優位になり、症状が和らぐケースも多い

・痛みを我慢しすぎず、適切なタイミングで鎮痛薬を使用する(用法・用量を守って使用すれば、体が慣れて効かなくなることはない。頭痛が長引く場合や薬の使用頻度が増している場合は、医療機関への相談も大切)

・痛みが長引く場合には、別の大きな病気が隠れている可能性があるため、自己判断せず医療機関を受診する

 

 

気象病による頭痛は『気のせい』ではなく、メカニズムが解明されつつある身体的な不調。今回の知見が、この頭痛を『仕方ない』で終わらせず、自身の身体の状態を把握する手がかりとなるとともに、日々のセルフケアを見直す契機となることが期待される。

脳は何才からでも向上する!「乗る車両を変える」「鏡を見る」だけでも脳は刺激される

「もう年だから……」その一言で、あなたの体を老いへと向かわせる一因になるかもしれない。しかし、最新の医学を読み解くと老いはコントロールできるという。日々の暮らしにほんの少しの「新習慣」をプラスするだけで、脳機能の衰えを防ぎ、若々しい体を維持する秘訣をお届けする。

 

脳の機能は何才からでも向上する

 加齢とともにリスクが高まる認知症。65才以上では8人に1人が罹患すると言われている。

 これまで1万人以上のMRI脳画像診断を行ない脳の機能や老化の研究に取り組んできた加藤プラチナクリニック院長・加藤俊徳医師はこう話す。

 

「60代以降でも脳の機能を維持・向上させられることが近年の研究でわかってきました。記憶力や認知機能の低下は何才になっても防ぐことができるのです」

 脳には約1000億を超える神経細胞が存在するが、加藤医師によればその機能は大きく8つの系統に分けられるという。

「私はこれを“脳番地”と呼んでいます。それぞれ、思考系、感情系、伝達系、運動系、聴覚系、視覚系、理解系、記憶系に分類されます。日常の何気ない行動のなかで、できるだけ多くの脳番地を刺激することが脳の老化防止につながるのです」

 

 

例えば外出は脳機能を向上させる機会の宝庫。「乗る車両を毎回変える」だけでも効果はあるという。

「混雑状況を推理したり、普段の乗車位置を意識的に変更する過程で脳の記憶系、思考系、視覚系番地が刺激されます。

次の駅やバス停で降りる人を予測すれば、視覚系、記憶系、理解系、思考系が同時に働きます。地図や時刻表を見ることも、視覚系、思考系の絶好のトレーニングです」

 

 外出前に鏡を見て身だしなみを整えることも脳を刺激する。

「視覚系、手先を使うことによる運動系、理解系の脳番地を強化します。さらに外出先で店員と話せばより効果が高まる。

『この魚のおすすめの調理法は?』『この野菜の産地は?』と尋ねる際には、相手の話を聞く聴覚系、内容を理解する理解系、何をどう聞くかを組み立てる思考系・伝達系を働かせ、感情系への刺激にもなります。

老害と思われないよう相手の忙しさや周囲のお客さんに配慮することも忘れないでください」

 

テレビよりもラジオで聴覚系を鍛える

 カレンダーに予定を入れる際は、スマホではなく自分で手書きするほうが効果的だという。

「情報を整理・確認しながら書くことで、脳の理解系がフルに働きます」

 日頃の生活習慣では、まず質の高い睡眠を得ることを心がけたい。

「脳は睡眠中に日中の活動で溜まった老廃物の排出や、傷ついた細胞の修復を行なっています。記憶や感情の整理も睡眠中に行なわれるため、睡眠不足は記憶力の低下のみならず、メンタルの不調も招いてしまう。脳の老廃物であるアミロイドβはアルツハイマー型認知症の強い誘因とされており、睡眠不足は老廃物がたまりやすく脳にとって大敵なのです」

 

 

 

記事の見出しが真実であるならばこの歳になった私でもまだまだやれることを諦めない心持ちになれそうです

ですが、新しいことや普段やらないことを取り入れることが難しくなっているのも身に染みておりますので、娘や孫に相談しつつ頭への刺激になりそうな試みをしてみたいと思います。

 

「肩こり」と勘違い? 「放置してはいけない」3つの肩の痛み

日常的な「肩の痛み」を放置してない?20代の肩こりから50代の五十肩、命に関わる危険なサインまで、その正体を解説。

 

 

肩の痛みは大きく3つに分けられる

肩の痛みはあまりに日常化していて、「疾患」という意識を持っていない人も多い。しかし、「その中には危険な痛みもある」。

 

肩の痛みは、大きく3つに分類できます。

1つ目は僧帽筋など肩まわりの筋肉の緊張によって起こるのが“肩こり”で、実は20~30代に多いのです。

2つ目は40~50代に多く、腕が上がらない、手が背中に回らない、夜中痛みが出るといった症状のいわゆる“五十肩(四十肩)”です。肩関節に炎症が起き痛みが出たり、肩関節を包んでいる膜が硬くなり動かなくなることが原因です。

3つ目は、腕をひねったり、遠くに伸ばしたときに痛みが出る“腱板断裂”です。加齢で腱板が弱ってきて、痛んで切れることで起こり、60代以上に多いのが特徴です。

 

これらは肩関節や周辺の筋肉が原因ですが、突発的な痛み、胸や背中の痛みがある場合は、心筋梗塞や大動脈解離など命にかかわる疾患の可能性も。

 

また、肩の痛みとともに発熱が起きているときも注意が必要です。関節リウマチなどに代表される膠原病などを疑うこともあります」

 

 

五十肩のリスクが高い人の特徴とは?

五十肩のリスクが高い人の特徴とは?

また、糖尿病がある人は、五十肩のリスクが3.69倍も増加し、ほかに肥満、高血圧なども発症を高めることがわかっている。

 

「また、猫背や巻き肩の人は腱板断裂のリスクが高まります。*²長時間のデスクワークやスマホ姿勢にも注意が必要です」と歌島医師は指摘する。最初は姿勢の悪さなどで肩周辺の筋肉が緊張し、こりを感じながらも放置していると、五十肩や腱板断裂に移行する可能性が高まるという。

「肩こりだから、五十肩だから、と軽視しないことです。ひどくなると痛みで眠れないなどQOLが著しく低下します。

特に五十肩は、腱板断裂よりも痛みが強く出る人が少なくありません。五十肩には、肩関節周辺に炎症が起きる“肩関節周囲炎”と肩関節を包んでいる肩関節包と呼ばれる膜が硬くなって起こる“凍結肩”の2種類があります。

 

対策としては、痛みが出る場合には肩に炎症が起きているので、消炎鎮痛剤を内服します。強い痛みには、ステロイドを肩に注射するケースもあります。ただ、投薬や注射だけでは、硬くなった肩関節を改善できないので、同時に安全に動かすことも必要です」

 

酒・タバコ・運動不足より影響大「日本人のがんの原因ランキング1位の意外な正体」

日本では何ががんの原因になることが多いのか。

「がんの原因として、酒・タバコ・運動不足・塩分過多があげられることが多い。しかし、最も割合が多いのはそのどれでもない」

 

 

■第1位 感染症(16.6%)

 がんの原因の第1位は、じつは感染症です。ただし、ピロリ菌や肝炎ウイルス、HPVなど複数の病原体をまとめたカテゴリーですから、単一原因としては喫煙のほうが害が大きいともいえます。16.6%という数字は、「もしも感染症による発がんがまったく起きなかったら、日本全体のがんの罹患がどれくらい減るか」を表したもの。

 

 がんの原因となる代表的な病原体には、ピロリ菌、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルス(HPV)などがあります。ピロリ菌は胃がん、肝炎ウイルスは肝がん、HPVは子宮頸がんの主な原因です。長期間にわたって炎症を引き起こしたり、細胞の遺伝子に影響を与えたりすることで、がんの発生を促します。

 

 これらの感染症には対策手段があります。B型肝炎ウイルスやHPVには有効なワクチンがあり、感染そのものを防ぐことができます。感染してしまった場合でも、ピロリ菌は除菌治療によって胃がんのリスクを下げることができますし、C型肝炎は抗ウイルス薬によって高率に治癒が期待できるようになりました。

 B型肝炎は高率に治癒とまではいきませんが、やはり抗ウイルス薬によってウイルス増殖を抑え、肝硬変や肝がんへの進行リスクを低減できます。さらにHPVについては、HPV検査を用いて高リスクの人を絞り込み、効率的に子宮頸がんを予防する検診も普及しつつあります。

 「感染症ががんの原因になる」という事実は意外かもしれません。しかし見方を変えれば、感染対策やワクチン接種、適切な検査や治療によって、将来のがんを減らせる余地が大きいということでもあります。

 

 

■ストレスや添加物は原因になるか

 もちろん、この研究はあらゆる発がん要因を網羅しているわけではありません。しかし、世間でがんの原因として語られるものの中には、科学的な根拠が十分とはいえないものも少なくありません。

 たとえば、仕事や家庭、人間関係などによる精神的・心理的ストレスについては、がんとの関連を認めた研究もあれば、認めない研究もあります。研究結果は一貫しておらず、喫煙や飲酒のような主要な発がん要因であることを示す確立した証拠はありません

 

 もちろん、ストレスが健康に無害という意味ではありません。ストレスは、飲酒や喫煙、運動不足、睡眠不足といった好ましくない生活習慣につながり、それらを通じて間接的にがんを増やす可能性があります。

 しかし、例えば「禁煙するとストレスがたまり、かえってがんになりやすい」といった話は間違いです。喫煙が多くのがんのリスクを高めることははっきりしていて、禁煙による利益を精神的ストレスの害が上回るという根拠はありません。

 

 

 

昔から喫煙や飲酒はがんの原因かもしれないと耳にしてはおりましたが、この記事はそれらの思い込みしていた私には驚きでした。

ですが記事のようながんにつながる感染症は今であれば検査すれば治るようですので、若い方々にはものぐさがることなく、定期的に検査を受けてもらいたいと思います。

 

 

 

「減塩」だけでは血圧は下がらない

高血圧対策には何をすればいいか。

減塩は重要だが、それだけでは不十分である。悪玉(LDL)コレステロールも血圧上昇に直結するため、脂質の摂り方にも注意が必要だ。

 

■血圧対策は「減塩」だけではない

 血圧は健康診断以外でも測る機会があったり、自宅でも簡単に測ったりできるため、身近な数値といえるでしょう。腎臓と同様に、もっとも避けたいものは塩分(ナトリウム)過多です。ナトリウム過多は高血圧に直結するもので、一般的にも「高血圧=塩分を控える」という意識は浸透していると思います。

 体内の塩分が多くなると、体の中の水分が血液に集まります。それは体の中を一定の状態に保とうとする自己ガードの働きであり、必要なことです。つまり、私たちの体ががんばって働いてくれたことの結果が高血圧につながってしまうということです。それは体への負担を重ねることにもなります。

 血管が狭くなることや、血液がドロドロになることも高血圧につながるため、脂肪分の多い食べものも避けたいものです。高血圧と悪玉コレステロール(LDL)が結びつくと、心臓や血管などの循環器系の病気のリスクが非常に高まります。両方の数値が気になる人は、生活習慣の改善に真剣に取り組みましょう。

 

■加工肉塩分と食品添加物が血圧によくない

 加工肉を食べても、それほど塩分が入っているようには感じないかもしれません。しかし、加工肉のおいしさや、味わいを出すには相当な塩分や食品添加物が加えられています。毎朝の食卓に並べるのは食べすぎかもしれません。

 

 【カップ麺|1杯でほぼ1日分の塩分量!】

 ラーメンも同じですが、カップ麺やインスタントラーメンには多くの塩分が含まれています。一般的なカップ麺1食の中には、平均して5g以上の塩分が入っているといわれます。

 しかし、1日にとっていい塩分量の目安は、男性で7.5g、女性で6gです。目安量を守ること自体難しいですし、守らないとすぐに病気になるということではありませんが、血圧が気になるなら減塩を意識するべきです。カップ麺の成分表示を見て塩分を気にすることも大切ですが、塩分が多いとわかっているものは、食べる頻度を減らす、スープは飲み干さないなどの工夫を。

 

■海藻類は血圧を整える代表格

 食生活は血圧に大きな影響を与えます。自分にとってよい食習慣を見つけ、持続させることが血圧改善につながります。気になる方はこれらを食べましょう。

 【海藻類|豊富なミネラルが血圧を整えてくれる】

 ワカメやコンブ、ヒジキ、ノリなどの海藻類にはカリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。カリウムには余分なナトリウム(塩分)を体の外に排出する働きと、血管を拡張して血流を助ける作用があるので、2つの面で血圧を整えてくれるのです。

 

 カリウムは水に溶けやすいので、そのまま食べたり、出だ汁しやスープごと食べられる料理がおすすめです。マグネシウムは血管をしなやかにしたり、インスリンの働きをよくしたりします。どちらも高血圧の予防や改善に役立ちます。カルシウムは不足すると血圧の上昇に関連することがわかっており、食事から適量を摂取すると血圧コントロールをサポートするという報告があります。

 これらの成分をまとめて含む海藻類は、血圧を整える食べものの代表格といえます。食物繊維が多く、ビタミンKなどの希少ビタミンも含み、さらに低カロリーと健康にいいことづくめです。ただし、注意すべき点もあります。腎機能に問題や不安がある人はカリウムの摂取を抑える必要があります。病気でない場合は、普段の食事でとる程度なら問題ありませんが、心配であれば医師に相談しましょう。

 

「みぞおちの痛み」は膵臓からのSOS

沈黙を貫く膵臓は、限界まで悲鳴を上げない。暴飲暴食のツケが回り始める40代から要注意。知らずに放置すれば取り返しがつかない膵臓トラブルの最前線。

 

自分で自分を消化する、恐るべき急性膵炎の正体。

代表的な膵臓病である膵炎には急性と慢性の2種類がある。まずは急性。こちらは食事や飲酒の後に突然腹部や背中に痛みが生じる。

「原因の多くは胆石です。胆囊の内部の胆石が膵臓に落ちてきて、膵管と胆管が合流するところに詰まります。すると、膵液が逆流して膵液の中にあるタンパク質の消化液・トリプシンによって膵臓が消化されてしまうんです」

膵液は本来膵臓内にある間は不活性。十二指腸に分泌され腸液と混ざることで活性化するが、膵臓内で膵液が逆流すると特殊な酵素で活性化されるなどして自己消化が起こる。胆石の原因は高脂肪食や過食など。人間ドックで発覚したら早期に対処を。

 

 

10年単位でじわじわ進む怖い慢性膵炎のメカニズム。

慢性膵炎は長い年月をかけて病がじわじわ進行する。

「アルコールの過剰摂取が10年くらい続くと慢性膵炎の症状が出てくることがあります。過剰摂取とは一度の飲酒で純アルコールを60g以上摂ること。長期のアルコール摂取で膵液の粘度が上がって流れが滞ります。自己消化が起こるとともに膵液が固まった膵石ができ、痛みが起こるとされています」

膵液によって自己消化が起こると膵臓は小さくなっていき、膵石ができると膵管が閉じられ徐々に膵臓が硬くなってくるという。これはもう肝臓でいう肝硬変の状態。

「膵臓内部の細胞が破壊され膵臓自体が溶かされてしまうことも」

大量飲酒者は要注意。

 

気づいたときは手術不可能に。早期発見が難しい膵臓がん。

膵臓がんの死亡率はがん全体の死亡率ランキングの第4位。膵臓自体が分かりにくい場所にあるおかげで発見しづらく、症状が出るのも遅い。気づいたときには手遅れというケースが非常に多い。

「今、がんの5年生存率は6割程度で乳がんなどでは8割くらいといわれています。ところが膵臓がんは5年生存率が10%以下でこれは世界的にも同じ数字です。膵臓の左端の膵頭部にがんが発生した場合は胆管があるので、これが閉塞されることで黄疸が表れ初期に発見することができます。それ以外は早期発見が非常に困難です」

大体発見されるのは手術がギリギリ可能かどうかのステージ3。切除手術が可能な割合は4割以下。養生に努めたうえで新たな早期発見法の登場を待つしかない。

 

 

セルフチェック!

・みぞおちや左の背中が痛む
・吐き気がする
・最近食欲がない
・皮膚や白目が黄っぽい
・白っぽい便が出る
・体重が急激に減った

主に慢性膵炎に当てはまるセルフチェック。初期の代償期にはお腹や背中に痛みを感じることがあるが、重症化するとそうした症状が表れなくなる。少しでも違和感を感じたら膵臓専門医の元へ。

 

 

何度かこういった記事を取り上げさせていただいておりますが、体に何か不調があったらお医者様に診断してもらうように心がけてほしいです。

上の娘は体調不良を自覚していたにもかかわらず、疲れと侮って脳出血で倒れましたので、親族一同これを教訓に迷ったら診察を受けるようにしております。

記事をご覧になってくださる方々も記事にある症状以外でも体の異変を甘く見ることなくお身体を大事になさってほしいです。