90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

体に良い抗酸化物質、何を食べれば摂取できる?

■抗酸化物質とは?なぜ重要? 抗酸化物質は、主に植物に含まれる天然由来の化合物。細胞プロセスの一部を抑制し、体をフリーラジカルから守る。フリーラジカルは、酸化ストレスをもたらす不安定な分子であり、酸化ストレスは時間の経過とともに、細胞や組織…

認知症になっても大丈夫。早期発見・治療で、今の生活を続ける

認知症の初期症状とは? アルツハイマー型認知症は、物忘れから始まるのが特徴ですが、初期は記憶の中でも数分から数十日前くらいに覚えた「近時記憶」や、体験した出来事である「エピソード記憶」から失われていく傾向があります。また「今日が何月何日かわ…

湿布は適当に貼ると効果半減?成分や正しい貼り方

患部に貼る際、湿布の成分やタイプについて気にかけたことがありますか?例えば、温湿布と冷湿布は症状によって使い分けた方が、湿布の効果を得やすいです。 このように湿布にもいくつか種類があり、そして使い方があります。 本記事では、湿布の成分やタイ…

新型コロナ、主たる感染ルートがトイレの可能性

「新型コロナウイルスの主な感染経路は糞口感染である」という言説があります。果たして、これは本当なのでしょうか。現在得られる最新のエビデンスをもとに、この疑問に答えた箇所を特別に公開します。 Q:主たる感染ルートがトイレであるという説があるが…

3カ月で椎間板再生 注射1本でできる「腰痛」の根本的治療

再生医療による腰痛治療の治験が昨年5月からスタートしている。日本で初めての試みであり、腰痛における初の根本的治療でもある。この治療を開発した東海大学医学部整形外科准教授の酒井大輔医師に話を聞いた。 人間の背骨を構成する椎骨と椎骨の間でクッシ…

先日、主人の入院している施設から朝方に主人が息を引き取ったと連絡をいただき、そこから娘や孫に手伝ってもらいながら通夜、葬儀、初七日を終え、他の手続きもまだ残っておりますがなんとか落ち着くことができました。 主人は先月に転院してからも軽い肺炎…

動脈硬化やがんを予防する、大豆の健康効果

古くから食べられている大豆ですが、そのダイエット効果・健康効果は、食生活の乱れた現代人のお悩み解消に役立つものばかりです。 食物繊維と大豆オリゴ糖 あなたの便の状態はどうですか? 毎日、かたくもゆるくもない、ちょうどいい便が出ていれば、あなた…

温水洗浄便座も原因に 眠れないほどの「お尻のかゆみ」

「痔」や「お尻のかゆみ」は環境や生活環境によって引き起こされる病気だ。在宅勤務によるデスクワークが増えたことで、痔に悩む人も増えているという。 「かゆみの原因は、痔の種類によっても異なります。例えば、いぼ痔で特に多いのは『脱肛』です。排便時…

認知症と睡眠の深い関係…人生の3分の1を占める睡眠は、若い頃から認知症と関わっている

睡眠は、人生の3分の1を占めています。そして、脳の働きにとって、とても重要な役割を果たしています。もちろん、認知症との関連も重要です。 記憶学習のためには適切な「長さ」と「深さ」の睡眠が大切 睡眠には、日中に経験したこと、学んだことを、情報と…

脊柱菅狭窄症で「NGな6つのしぐさ」と対処法

腰椎や軟骨である椎間板などが老化により変形し、脊柱管(背骨の後ろ側にある神経が通る管)の中を通る神経が圧迫され発症する「脊柱管狭窄症」。主にお尻や足全体に痛みやしびれなどの症状が出る。 治療の基本は、薬物療法で症状を和らげ、日常生活での支障…

夜中に目が覚めて眠れなくなったときはどうすればいい? 不眠改善法

不眠症とは、夜眠れず、そのせいで日中の生活に支障をきたすことをいう。不眠改善のためには一日を通して生活を見直すことが必要だ。 夜、よく眠るためには昼間しっかりからだを動かすことと、概日リズムを整えることが大切だ。生活を見直すだけで不眠症状が…

不織布マスクは何回使える? 洗ってもいい?

マスクは再使用可能? 何回程度つけられる? 発表しているCDCの現行のガイドラインでは、5回以上は着用すべきでないとアドバイスしている。 とはいえ、顔に正しくフィットさせる必要があるため、医療専門家の中には5回以上つけるのは使い過ぎだと強調する人…

認知症の進行を遅らせるために、「自分でできること」

医療機関ができること Q: 認知症と診断が付いたら、二度と元には戻れないのでしょうか? A: いいえ。認知症には、「根本解決が可能な場合」と「そうでない場合」があります。一般に、ほかの病気がトリガーとなって認知症を生じさせている場合は、その病気…

パーキンソン病は早期発見と早期治療で改善する…進化する画像診断と治療法

パーキンソン病とは パーキンソン病は進行性の神経難病で、ゆっくりと脳の神経細胞が死んでいき、そのため特に運動の障害が多いのですが、様々な神経系の障害が出てくる病気です。 具体的な症状としては、手足の震え、動作が全体的にゆっくりになる、そして…

血液をサラサラにする薬を飲んでいる人は鎮痛剤の使用に注意

腰痛の薬物治療で繁用される消炎鎮痛薬が「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」です。ロキソプロフェンナトリウム(ロキソニンなど)、ジクロフェナクナトリウム(ボルタレンなど)、インドメタシンなどは医療用だけでなく、市販薬としても多く出回っていま…

がんばる人ほど体が冷える!?「冷え性」注意すべき人

冷えのメカニズムとは? 冬に薄着で外出すれば、当然体が冷たくなります。対して“冷え性”とは、身体の特定の部位(腰部・足部など)のみを冷たく感じて耐えがたい場合をさし、その部位の毛細血管の痙縮による血行障害の結果として冷たく感じることをいいます…

寝不足は甘いお菓子に手を出しやすい

睡眠と肥満との関係はさまざまな報告がなされていて、睡眠不足によって食欲を旺盛にする「グレリン」というホルモンが多く分泌され、逆に食欲を抑える「レシチン」というホルモンの分泌量が減ってしまうことも原因のひとつと言われています。 また、睡眠不足…

免疫力はつけられる?免疫力が上がる食べ方とは?

風邪を何度もひいたり、不調が続いたりすると、「免疫が落ちたのかしら」と気になるもの。免疫を強くするためにできることは? 「まず、きちんと食事をとること。食べることは体を作ることであり、何をおいても大事です。何をどう食べるかで、感染症や病気へ…

認知症のリスクを減らす第一歩。脳のためにとりたい栄養3種

歳をとっても脳を健康に保てるかどうかにおいて、食事が果たす役割は大きい。脳が最高の状態で機能するために必要なビタミンや栄養素を摂取するうえで、さまざまな食品を食べることはとても重要だ。 フラボノイド、不飽和脂肪酸、オメガ3脂肪酸といった特定…

ビタミンが不足するとうつになりやすいって本当?

うつや不安と向き合うことは孤独なこと。だからこそ公の場で活躍する人が、他にも苦しんでいる人に孤独を感じないよう声を上げることは素晴らしいことだ。 「ビタミンB12とビタミンDはどちらもニューロンが正常に機能するために必要です」と話すのはニューヨ…

100歳時代 重い掛け布団で不眠改善

寒い冬、ぐっすりと眠るには寝具選びが大事だ。最近、「重い」掛け布団が不眠を改善し、睡眠の質を良くするとの研究が注目されている。 専門家によると、重みが本能的に「安心感」につながっている可能性があるとの指摘も。「軽さ」が売りの羽毛の掛け布団が…

コーヒーを飲むと便意をもよおす理由

トイレに行きたくなるからという理由でコーヒーを避ける人がいる一方で、コーヒーを便秘解消に利用する人もいる。謎に包まれたコーヒーと便通との関係 コーヒーの人気を考えると、消化官に与える影響がほとんど知られていないのは驚くべきことです コーヒー…

コーヒーやチョコで発症することも。金属アレルギーで起きる皮膚のかぶれ、かゆみ

皮膚がかぶれたり、発疹ができたりしたとき、それは金属アレルギーによる可能性が考えられます。 金属アレルギーは貴金属などの身につけるものだけとは限りません。体のかゆみや湿疹は、食材に含まれている金属が原因になることもあるといいます。 皮膚科で…

ノロウイルス感染症 抗ウイルス薬もなし 感染を防ぐためには?

ノロウイルス感染症の流行のピークは12月で、1~2日の潜伏期間を経て、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が出ます。症状は数時間から数日で収まり、余程のことがない限り重症化することはありません。 しかし予防接種のワクチンも抗ウイルス薬も実用化しているも…

かむときに違和感、歯にひび 注意したい「歯根破折」

かむときの違和感や歯茎の痛みがある場合、歯の根の部分にひびが入っている可能性がある。歯の根が折れてしまう「歯根破折(はせつ)」となると、抜歯が必要になるケースが多いのだという。予防策を知って歯を守ろう。歯が折れる「破折」は意外に多い。 歯を…

深刻な病気が隠れている「腰痛」の見極め方は?

般的な腰痛は、同時に足がしびれたり、足に力が入らないといった症状が出るケースが多く見られます。腰の神経は足に向かって通っているためです。しかし、腰の痛みと合併した足以外の違和感を覚えたら、重病が隠れている可能性があります。 主に5つの病気が…

睡眠は9時間以上が85%!? 元気な100歳100名の長寿の秘訣

厚生労働省の発表(2020)では100歳以上は8万人を超え、平均寿命も男性81.64歳、女性87.74歳と年々延びています。けれども、健康寿命は平均寿命よりも約10年短いとされています。 そこで健康長寿の秘訣を探るべく、元気な100歳以上の方100名と、そのご家族・…

子どものアレルギー「遺伝」だけでなく「環境」にも左右される

アレルギーが起こるしくみ 人間の身体には、ウイルスや細菌などの異物が入ってきたときに体内に「抗体」がつくられ、これらを排除しようとする免疫システムが備わっています。 ところが、小麦や卵、花粉など、そもそも身体に害を与えない物質に対しても免疫…

自覚なく症状が進行…「慢性腎臓病」が心配 発見・予防のカギは?

日本では成人の8人に1人いるとされる慢性腎臓病。本人に自覚がないまま症状が進み、倦怠(けんたい)感などが生じる。 結果的に透析が必要になる可能性もある。早期発見と予防が肝心だ。 慢性腎臓病は腎臓の機能が徐々に低下していく病気の総称。患者数は130…

“白内障”を放置すると認知症リスクが約3倍に

白内障と緑内障の違い 「白内障」は、目の中の”水晶体”というレンズの働きをするものが濁ってくるために、その濁ったレンズを通して見なくてはいけない。それにより見えにくくなる病気です。 「緑内障」は名前は似ていますが全く異なる病気で、目の奥にある…