90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

「年のせい」にしてない?聞こえづらい…難聴は認知症最大のリスク!対策3つ

・聞き間違いは耳の老化のサイン?耳と脳の関係とは

耳の聞こえは年齢とともに低下し、音や言葉が正確に聞き取れなくなっていきます。「年のせい」と流してしまいがちですが、実は難聴は認知症の最大リスクの一つ。

 

 

・50代から増える加齢性難聴

難聴は一般的に50代から増え始め、80歳以上では70~80%の人に症状がみられるようになります。

難聴の原因はさまざまで、動脈硬化や糖尿病など、神経を阻害する疾患によって起こるものもあります。ただ、50歳以上で特に多いのは、加齢以外に特別な原因のない「加齢性難聴」です。

 

音は空気の振動で外耳から中耳を通り、内耳にある「蝸牛(かぎゅう)」という渦巻き状の器官に伝わります。蝸牛には細かい毛のある有毛細胞があり、この有毛細胞が音の振動を電気信号に変換して脳に送ることで、私たちは音を聞き取っています。

しかし、有毛細胞は加齢とともに壊れてなくなっていきます。そうすると音の情報がうまく脳に伝えられなくなり、聞こえが悪くなります。

加齢性難聴では高い周波数の音が聞き取りにくくなることが多いため、そのような音を含むカ行、サ行、タ行、ハ行の聞き分けが難しくなったり、女性や子どもの高い声が聞き取りづらくなります。

 

・耳の不調を遠ざける3つのケア

■耳ケア1:有酸素運動生活習慣病を予防
動脈硬化や高血圧などの生活習慣病があると、内耳や脳の血流が悪化し、聴力の低下につながります。

ウォーキングや水泳など、定期的な有酸素運動を心掛け、水分を十分にとって血液の循環を良くしましょう。喫煙や過度な飲酒など、生活習慣病につながる習慣があるなら早めに対策を。

 

■耳ケア2:騒音を避ける
騒音は酸化ストレスを増加させるほか、音による振動で有毛細胞を傷つけるため、難聴を起こしやすくさせます。大きな音で長時間音楽を聴いたりすることは避けましょう。

自宅近くで工事が続いているなど騒音から逃れるのが難しい場合は、耳栓を活用しましょう。

 

■耳ケア3:魚介類、緑黄色野菜、きのこを食べる

神経の働きを助け、末梢神経の修復に役立つビタミンB12、抗酸化作用があるβカロチン、ビタミンC、オメガ3脂肪酸、ストレスの緩和などに役立つマグネシウム、カルシウムの吸収を促進し、免疫機能を調整するビタミンDなどの栄養素は、聴力低下のリスクを減らせる可能性が示されています。

 

 

 

先日、古くなった補聴器を娘と一緒に新調してまいりました

幾分か大きくなって、大仰な印象はいたしますが以前と段違いに聞こえがよくなり人との会話がより楽しく感じられます

齢90となりましたが認知症とは無縁で元気に過ごせられればと思っております