80代の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

コーヒーやチョコで発症することも。金属アレルギーで起きる皮膚のかぶれ、かゆみ

皮膚がかぶれたり、発疹ができたりしたとき、それは金属アレルギーによる可能性が考えられます。

金属アレルギーは貴金属などの身につけるものだけとは限りません。体のかゆみや湿疹は、食材に含まれている金属が原因になることもあるといいます。

 

 

皮膚科では金属にかぶれた患者さんをしばしば診察します。時計やネックレス、宝飾品などかゆくなってつけられない。ひどい場合は、時計の形通りに発疹ができ、水ぶくれを作る人もいます。

 

 貴金属など身につけるもので起きる金属アレルギーは、患者さん自身が気が付きやすいものです。しかし、それ以外の金属アレルギーとなるとどうでしょう?

 

 例えば、虫歯の治療で入れた金属でアレルギーを起こすことがあります。掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という病気は、手のひらや足の裏に水ぶくれができる皮膚のアレルギー疾患なのですが、原因のひとつに金属アレルギーが指摘されています。それも虫歯で使う歯科金属です。まさか口の中の金属が皮膚の病気の原因になるとは患者さん自身も気が付きません。

 

 

 皮膚科では金属パッチテストという検査を行い、どの金属にアレルギーがあるかを確認します。金属パッチテストを行ってみると、本当に金属にアレルギーをもっているのか、実は金属はあまり関係ないのかがわかります。判定結果をみて、必要な場合は歯科金属を外してもらいます。

 

 体のかゆみや湿疹の原因が金属アレルギーのこともあります。食材によっては金属が多量に含まれており、このせいで全身にかゆみが出現します。ニッケル、コバルト、クロム、マンガン亜鉛、銅は金属アレルギーを起こしやすく食材にも多く含まれています。

 

 

 まず気をつけてほしいのは豆類です。例えば、コーヒー豆。コーヒーには、コバルトが多く含まれているため、したがってコバルトアレルギーの人にコーヒーはよくありません。

 

 

 次に、カカオ豆。ご存じの通りチョコレートの原料ですが、チョコレートにはニッケル、コバルト、クロム、マンガン亜鉛、銅のすべてが含まれており、これが湿疹の原因となる場合もあります。紅茶やココアも同様です。

 

 

 香辛料を食べるとかゆくなる人はいませんか? 香辛料に関しても、ニッケル、コバルト、クロム、マンガン亜鉛、銅のすべての金属が含まれています。そういう人は金属アレルギーがあるのかもしれません。

 ダイエットのつもりでオートミールを食べている人も注意が必要です。オートミールにはニッケルが含まれていることがわかっています。

 

 

 

さて、このように説明すると金属を含む食材のあれもこれも食べられないと感じる人が出てきます。しかしそれは違います。過度な食事制限は健康を害してしまうものです。

一般の人の自己判断による安易な食事制限は危険ですので専門家と相談してください。