90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

2021-01-01から1年間の記事一覧

免疫にも影響!健康寿命のカギ「腸内環境」

いま65歳の日本女性の平均余命は約25歳と延びていますが、健康寿命は約75歳と変わらず。介護を必要とする期間が約15年もあるのです。健康寿命を延ばすために、見直されているのが腸内細菌叢(腸内フローラ)の重要性です。 腸の働きは、消化吸収によって必要…

一刻を争う「急性大動脈解離」 リスクを下げるにはどうすればいい?

死亡率が高く、一刻を争う怖い病気の代表格ともいえる「急性大動脈解離」、その特徴は (1)大動脈の内側の膜が裂け、そこに血流が入り込み、膜がはがれていく(2)胸背部の激しい痛みを伴うことが多いが、肩こり程度の痛みで済む場合もある(3)急性大動脈…

「一度だけ血尿が出た」を放置してはダメ! どんな病気のサイン?

過去に一度あっただけの血尿を、「すでに終わった話」として受け止めてもいいものでしょうか。それとも、「いまだになにかが続いている話」なのでしょうか。あるいは、自分で気付かない“1回”があったとしたら。血尿の怖さについて解説します。 ・尿に血が混…

一汁一菜の「粗食」は長生きするといわれるが…本当なのか

人間の成人の体内は55~60%が水分ですから、十分な水分を取っていれば、俗に言う「一汁一菜」の粗食でも生きていけます。 しかし、長生きできるかといえば別で、医師個人としては低カロリー食も度を過ぎれば体を壊すため、年をとっても肉や魚もバランス良く…

「眼瞼下垂」 目のこすりすぎに注意、原因は加齢だけじゃない 

眠くないのに眠そうな目に見えてしまう。それはもしかすると、まぶたが十分に上がらなくなる「眼瞼(がんけん)下垂」かもしれない。加齢のほか、コンタクトレンズの長期使用といった刺激が原因になることもある。 眼瞼下垂は目を開けたときにまぶたが正常な…

「乳がんは遺伝することがある」これって本当?

血縁に乳がんの人がいる場合は注意 ・「乳がんは遺伝することがある」というのは、本当なのですか? 島田先生: そうですね。身内に乳がんの発症がある場合は、乳がんの発症のリスクは確実に上がります。 ・身内に乳がんの人がいるというのは、どのくらいの…

アトピー性皮膚炎の塗り薬は「やめ時」が肝心! かゆみが消えた時点ではまだ早い

アトピー性皮膚炎は皮膚の細胞が炎症を起こし、かゆみを引き起こす疾患です。汗をかきやすいところに出やすく、悪化すると首や顔など目立つところにも表れてきます。軽度から重度まで症状や程度もさまざまですが、重症化すると、社会生活や学校生活にも影響…

頻尿はなぜ起こる? 原因と対策

頻尿の原因はさまざまにあり、加齢によって膀胱が膨らみにくくなることもその一因です。ですが、男性で顕著なのは、前立腺肥大症による頻尿ですね。肥大した前立腺が膀胱を刺激するので、すぐおしっこに行きたくなります。加えて、前立腺が尿道を狭めること…

難聴は認知症の最大の危険因子…軽度でも発症率が2倍高い

認知症の危険因子として近年、注目を集めているのが難聴です。 2020年、世界5大医学雑誌の一つである「ランセット」にこんな論文が掲載されました。それは、認知症の40%は予防可能な要因であるというもの。 予防可能な要因としては難聴、喫煙、うつ…

腰の痛み...すぐできる腰痛を和らげる方法

40代以降の方は腰痛に悩まされている方も多く、 その理由は加齢だけでなく更年期にも原因が隠れている場合があります。 腰痛の原因は様々ありますが、エストロゲンの急激な低下により自律神経が乱れ、血行不良を招き、腰痛の一因になります。 それに加え、ス…

入れ歯の肺炎リスク、夜間は外して粘膜休ませる

年齢とともに歯を失うリスクが上がるため、超高齢社会の我が国では取り外し式の入れ歯を装着されている方も多くなっています。 厚生労働省から発表された2016年(平28)の歯科疾患実態調査によると、後期高齢者の約3割が総入れ歯を使用しているという。 入れ…

新型コロナワクチンで抗体がつきやすい人、つきにくい人

新型コロナワクチンの64歳以下への接種がいよいよ始まった。気になるのは、どんな人に抗体がつきやすいのか、つきにくいのか、と副反応だ。そこで、これまでの日本人のワクチン接種から明らかになった、それぞれの特徴を整理してみた。 ・20代女性は60…

「老人性うつ」克服の森村誠一 一番つらかったのは「言葉を忘れること」

『人間の証明』『悪魔の飽食』など数々のベストセラーを生み出した作家・森村誠一さん(88)が、自らの「老人性うつ」体験を克明に描いた新書『老いる意味』を上梓した。苦難を乗り越えて気がついた新しい「老い方」とは。 ──何が一番つらかったですか。 言…

研究進むがん 生活習慣の改善で「かかりにくく」

「大腸がん」 大腸がんは食事と関係の深いがんです。もともと欧米で多く、日本でも増えています。野菜が減って肉が主体の食事になるとよろしくありません。 ■血便に注意 進行はゆっくりで、比較的おとなしいがんです。早期に見つかれば内視鏡で治せます。あ…

血液1滴、「ステージ0」でもがん判定

長年、日本人の死因トップの「がん」。総合電機メーカーの東芝は、がんの超早期発見に向けた技術の実用化を目指している。 1滴の血液があれば、わずか2時間で13種類のがんにかかっているかどうかを「ステージ0」でも検知可能というから驚きだ。東京都内のク…

2回目のワクチン接種

昨日かかりつけの内科でいつもお世話になっているお医者様に2回目の接種をしていただきました 2回目の方が体に何か影響が出やすいとのことで、その日と翌日はできるだけ安静にして様子を見てほしいと仰られました 入浴は異常がなければ入っても良いと言われ…

雨の日に「アレルギー症状」が悪化。その理由と対処法

長い冬が明けて春が来れば、気温が上がり、緑が茂り、花が咲く。でも、アレルギー持ちの人は、あまり喜んでいられない。季節の変わり目では、目のかゆみ、涙目、くしゃみ、鼻水が悪化することもあるから。春の雨は花粉を洗い流してくれると思いきや、実際は…

インフルエンザウイルス2種、絶滅した可能性 感染対策の影響か

感染症への対策が徹底されたおかげか、インフルエンザの症例が激減していることが報告されています。研究者によると、中でも2種類のインフルエンザウイルスについては1年にわたって報告がなく、絶滅した可能性があるとのことです。 「インフルエンザウイルス…

ワクチン副反応 接種者の本当の声

「新型コロナウイルスワクチン接種後、肩が痛くて腕が上がらなくなった。あまりにだるくて、車を運転して帰れなくなった」 これは、2回のコロナワクチン接種を終えた大学病院勤務の医療従事者から聞いた話だ。早くワクチン接種を、と願う人が多い一方で、SN…

尿の色が変わったら、どんな病気のサイン?

●出血場所によって異なる血尿の色 尿の色が変わるといえば、よくあるのが血尿です。血尿とは尿の中に血液(赤血球)が含まれている状態のこと。尿を作る「腎臓」、尿をためる「膀胱」、尿の通り道である「尿管・尿道」のどこかに出血の原因となる病気が潜ん…

脳腫瘍の多くは命にかかわらないって本当?

脳腫瘍は不治の病というイメージもあるが、実際は… 脳腫瘍は、頭蓋骨の内側(頭蓋内)にできるすべての腫瘍を指します。大きく分けると、脳そのものの中にできる腫瘍と、脳の表面を覆う膜(硬膜など)や神経にできて脳を外側から圧迫する腫瘍があります。 横…

1回目のワクチン接種

昨日コロナワクチンの予防接種を受けてまいりました 場所はかかりつけの内科医院でいつもお世話になっている先生に注射していただきました 私自身の鈍さのためか痛みなどはなくつつがなく接種は終わりました 念のためそのあと様子見が行われましたが変わった…

世界初 iPS創薬で発見の筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬候補 有効性を確認

慶応大の研究チームは20日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使って発見した全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の治療薬候補について、患者に投与する臨床試験(治験)が完了し、安全性と有効性を確認したと発表した。…

ワクチン接種にあたって

高齢者への新型コロナワクチンの接種が4月12日から始まっています。 すでに予約が完了し、接種当日を待っている方も多いと思います。 今回は、多くの方が気になっている、ワクチンを接種する際の注意点についてまとめました。 ◆接種前の注意点 ・接種を受け…

「便が細くなった」「排便に腹痛を伴う」は大腸がんの可能性も 便秘は病気になりやすい

便秘ぐらいと軽視してはいませんか? 便秘になると腸内に溜まった老廃物の毒素が血液を介して全身を巡り、疲労や肌荒れなどの不調につながります。さらには人体最大の免疫器官である腸が正しく働かなくなると免疫システムがうまく働かず、病気になりやすい体…

薬で下痢を止めると病気がかえって悪化する可能性

ストレスがかかりやすい季節の変わり目に、腹痛と同時に「下痢」になるという人も多いのではないでしょうか。そんなときには、下痢止め薬で一刻も早く止めてしまいたいと思うことでしょう。 下痢止め薬は市販薬として販売されていて、「ストッパ下痢止め」な…

4人に1人が“さしすぎ”…「目薬」の使用にリスクあり 適正回数とタイミング

スマホやタブレットの画面の見過ぎで、目が疲れている人も多いだろう。そんな時に頼るのは「目薬」だが、4人に1人がさし方を間違えているという。 コロナ禍の環境は目を酷使してしまいがちだ。パソコンの使用中などはまばたきが通常時の4分の1に減るといい、…

大豆イソフラボンとトマトのリコピンでがん予防

「大豆イソフラボン」と「トマト」 「イソフラボン」はポリフェノールの一種で、大豆製品に多く含まれているから大豆イソフラボンなのです。もともとポリフェノールは強い抗酸化作用があるので、がん予防に効果のあることは知られています。 イソフラボンは…

親の喫煙習慣、子供に甚大な影響

2005年から毎年学生を対象に、たばこに関するアンケートを実施してきた。その中で、現在喫煙中の喫煙者、および過去にたばこを吸ったことがあるが今は吸っていない者を合わせて「喫煙経験者」と呼んでいる。30(2018)年の調査では、学生の喫煙経…

コロナ禍ストレスで「緊張型頭痛」に 肩回し・腕振り体操で予防

新型コロナウイルスの感染が広がるなか、頭痛が起きたり、悪化したりする人が目立っている。在宅勤務や外出自粛で家にいる時間が長くなり、今までと違うストレスや運動不足が重なるといった背景があるようだ。頭痛は仕事や家事にも支障をきたす。予防や改善…