スマホやタブレットの画面の見過ぎで、目が疲れている人も多いだろう。そんな時に頼るのは「目薬」だが、4人に1人がさし方を間違えているという。
コロナ禍の環境は目を酷使してしまいがちだ。パソコンの使用中などはまばたきが通常時の4分の1に減るといい、目が乾燥していわゆる“ドライアイ”になる。
こうしたときに多くの人が頼るのが目薬だろう。角膜のケア方法などの情報を発信している「現代人の角膜ケア研究室」の調査によると、普段から目薬を使う人の約半数が、コロナ禍で点眼する回数が増えたと回答しているという。
さしすぎは目の保護膜を傷つけることもある
この調査では、4人に1人が1日に7回以上点眼していることがわかり、専門家はさしすぎだと指摘。そして目薬のさしすぎには危険があると、眼科医も警鐘を鳴らしている。
角膜には油膜という保護膜があるんですね。(目薬をさしすぎると)その油膜を破壊してしまって、目薬をすることでかえって角膜を傷つけてしまうこともあります。
傷が1回できると、それを治そうとして点眼をすることによって、さらに傷ができて…という悪循環になっていきます。傷ができるとピントが合いづらくなりますので、やっぱり視力が落ちます
適正回数とお勧めのタイミングとは?
まずは適正回数なのですが1日5~6回で、1回につき1滴でいいそうなのです。
ジャブジャブ使いすぎてしまうと、自分の涙液も流しだしてしまうので、逆に良くないそうです
そしてタイミングなのですが、お勧めは4回あります。
一番は起床時。起きたては一番目が乾いているそうなんですよね。まだ涙腺の働きができていないので、起きがけに一滴。
その後に昼休み、3時のおやつどき、夕食前がお勧めだそうです。