90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

ビタミンD不足が寿命を縮める 総死亡リスクが6倍増

ビタミンDは「ビタミン」という名前は付いていますが、実はステロイドホルモンの一種で、太陽の紫外線を浴びることで、体内で作られるという特徴を持っています。

 

ビタミンDが高度に不足すると、骨が健康に成長することができず、骨軟化症という病気になります。そのため、ビタミンDは骨だけに働く、という考え方が以前は一般的でした。

しかし、実は体のすべての細胞の健康のために、ビタミンDが必要であることが、最近の研究で明らかになっています。

 

 

イギリスで30万人以上の健康データを、遺伝情報を含めて解析したところ、ビタミンDが高度に不足している人は、不足のない人と比較して、総死亡のリスクが6倍に増加していました。個々の病気の死亡率で見ると、がんによる死亡が3倍以上、呼吸器の病気による死亡は何と12倍以上に増加していたのです。

 

 これは極端に不足していた場合の話ですが、軽度の不足でもリスクの増加は見られています。

 

 紫外線対策をしていたり、外で日光を浴びる時間の短い人は、キノコ類や脂の多い魚など、ビタミンDを多く含む食品を取り、場合によってはサプリメントを利用するのもいいと思います。ビタミンDは生きるために必須の成分、と言っても言い過ぎではないかもしれません。

 

 

 

歳を重ねるごとに外へ出る時間が減っているので、気をつけねばなりません

食事でも必要分をとることができるようなので、私のような身にはそちらで補うように心がけようと思います