90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

一日のうち、「高血圧で突然死」する「最も危ないタイミング」はいつか

寒い季節に猛威を振るう「静かなる殺し屋」は、高血圧症患者の背後に音もなく忍び寄り、ある日いきなり無慈悲に命を奪う。突然死を避けるために、今からどんな対策を講じればよいのだろうか。 

 

 

「高血圧に悩まされる人々にとって、冬場は危険が高まる季節です。寒くなってくると、体は熱を逃がさないよう血管を収縮させるため、血圧が夏場よりも平均して10も上がるのです。そこになんらかのストレスが加わると、あっという間に30~40も上がります」

 

 こう語るのは、東邦大学名誉教授の東丸貴信氏だ。日に日に寒さが増し、あっという間に秋が終わる。全国に約4300万人いるとされる高血圧症患者が無策で冬を迎えれば、前日まで元気に過ごしていても、突然命を失う可能性がある。

 

 「そもそも、人間の血管は高血圧に長時間耐えられるほど丈夫ではありません。それまで健康被害が少なくても、60歳、70歳と高血圧が続けば、血管は高圧電流を延々と流されているような状態となる。すると、消耗した血管がいずれは破綻する。こうして高血圧性心臓病や腎不全、脳卒中を発症し、命の危険に晒されることになるのです」(はしぐち脳神経クリニック院長の橋口公章氏)

 

 では、日常生活のどのようなところに「突然死」の危険性が潜んでいて、どんな対策をすればよいのだろうか。

 まず、高血圧症患者にとって最も気をつけるべき時間は、朝起きてすぐだ。すぎおかクリニック院長の杉岡充爾氏が語る。

 

 

 「寝ている時は体がリラックスした状態にあり、血管を緩める作用のある副交感神経が優位に働いています。しかし、目が覚めてからは血管をキュッと締める作用のある交感神経が優位になる。すると血圧は急上昇します。この状態のまま、例えばパジャマ姿などの薄着で郵便受けを見に外へ出たりすると、寒暖差でさらに血管は収縮し、切れたり詰まったりするんです」

 

 

 

 

私の友人も冬の季節に朝の洗面所で意識をなくしそのまま亡くなってしまいました

この歳ではいつそうなってもおかしくないと肝に銘じて、薄着で油断しないようにしなければなりませんね