90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

病気発生リスク「たかが便秘と放置するのはNG」

あまりにも日常すぎて、便秘が体からの不調サインだということ、忘れていませんか? 便秘はときに、命に関わる病気の早期シグナル。たかが便秘、と放置している間に、深刻な症状が進んでしまう場合があるんです。そうなる前に、便秘について正しい知識を身につけましょう。

 

 

■便秘は、2種類に分けられる

実は便秘は、機能性便秘と器質性便秘の2種類に分けられます。一般的な便秘と言われているのが、機能性便秘。食生活や生活習慣が原因となり、排便のリズムが崩れている状態のことを言います。一方、器質性便秘とは、消化器官になんらかの疾患があり、それらが原因で便秘を起こしている状態のこと。
器質性便秘の場合、セルフケアでは改善されないため、消化器内科へ受診することをおすすめします。ですが、症状が進行しないと、機能性便秘との違いを区別することは難しいもの。
そんな器質性便秘を見逃さないためのポイントを紹介します。

 

■すぐに病院に行ったほうがいい例

便秘の症状は多岐にわたりますが、下記のような症状が出ているなら、すぐに病院を受診しましょう。

 

□便に血がついていた
□下剤の服用や浣腸をしないと排便できない
□薬が効かなくなってきた

 


また、食事や運動改善をしても、こんな症状が長く続いている場合も受診がおすすめです。
□便が硬くて出しにくい
□残便感がある
□いきんでも少量しか出ない
□コロコロの便
□2日以上排便がない
□下痢にならないと便秘が解消しない
□はっきりとした便意がない
□お腹が張る

 

便秘の原因は、食事や生活習慣だけでなく、薬の副作用や病気の症状など多岐に渡ります。そのため「体質的なものだから」と放置したり、手軽に買える市販薬で誤魔化している人も。便秘は慢性的なものはもちろん、急性、繰り返すのもも、実はとても危険です。その後ろでは、病気が着々と進行している場合があります。

 

■便秘ぐらいで病院に行ってもいいの?

いいに決まっています!40歳をすぎたら、一度は大腸カメラ検査を受診してリスク診断を。最新の内視鏡システムなら、大腸内がクリアに見え病気の早期発見も可能です。
また、鎮静剤を使えば眠っている間に検査が終わるので、楽に検査を受けることができます。最近では、女性の専門医も多く、受診のハードルがどんどん低くなっているものうれしいポイントです。

 

 

 

2人の娘も私に似てしまったのか便秘気味で普段から便通の薬を服用しております

私も漢方の薬を長く使っておりますが、これを読んでおられる便秘にお悩みの方々はたかが便秘と油断せずそして恥ずかしがらずにお医者様に相談されるのがよいと思います