90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

原因不明の手の震え、重大な病気が隠れていることも

会議での発表時や大切な人との会食など、緊張する場面で手が震える経験をする人は多い。しかし、日常的に手が震え、加えて他の症状もあるようなら要注意。思わぬ病気が隠れている可能性がある

 

 

「震えを覚える病気の中で数が多いのが本態性振戦。日本人の2~3%に見られ、原因がないのに震えが起こる病気だ」と大阪大学大学院医学系研究科神経内科学の望月秀樹教授は説明する。
本態性振戦の特徴は左右両方の手に、1秒間に6~10回の震えが起こること。字を書いているときやコップで水を飲むときなどに生じやすい。

 

「家族に同様の震えの症状がある人が多い。日常生活で気にならなければ特に治療の必要はないが、全く字が書けない、お箸が使えないなど生活の質に関わるようなら治療が必要だ」(望月教授)。治療には内服薬や手術があり、症状の程度に応じて選ぶ。
一方、パーキンソン病のように病気が原因で起こる震えも少なくない。パーキンソン病は運動に関連する神経伝達物質ドーパミンが脳内で減り、手の震えや筋肉のこわばり、ゆっくりした動作などの症状が出る。多くは50歳以降で、60歳以上では100人に1人が発症するとされる。

 


パーキンソン病は完治しないが、進行を遅らせるには早期発見・治療が大切。パーキンソン病の震えは手を動かさないとき、片手だけに出ることがある。こうしたことがあれば、神経内科を受診してほしい」と望月教授は警鐘を鳴らす。


甲状腺機能亢進(こうしん)症も手の震えを起こす。体の代謝を高める甲状腺ホルモンが過剰に出るのが原因で、疲労感や大量の発汗、体重減少などを起こす人が多い。20~30代の女性に多く、男性1に対し女性が3~5といわれる。望月教授は「手の震えで神経内科を受診した人には必ず甲状腺ホルモンの検査を行い、脳の病気などと区別している」という。

 

手の震えが気になるなら受診し、その際震え以外の体調不良も伝えたい。

 

 

私は手の震えに困ったことはございませんが、加齢による手の痺れにはずっと悩まされております

お医者様には血管を温めると緩和されると教えられているので冬はずっとカイロが手放せません