80代の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

「亜鉛」不足がもたらす深刻な不調

亜鉛が不足すると私たちの体はどうなってしまうのでしょうか。高血圧、リウマチ性関節症、胃潰瘍骨粗鬆症味覚障害など、ありとあらゆる不都合が起きます。

さらには、難病指定されているクローン病、失明につながる加齢黄斑変性症、激増しているADHD(注意欠陥・多動性障害)やうつ病、男性不妊症などの裏にも、亜鉛不足が隠れている可能性が指摘されています。

 

 

命に直結するところでは、前立腺がんの発症率が高くなります。実際に、土壌や地下水の亜鉛濃度が低い地域では前立腺がんが多いことがわかっています。

一方で、亜鉛サプリメントを服用することで、前立腺がんが明らかに減っていることを示す論文も複数出ています。

 

 

糖尿病にかかりやすくなることも明らかです。糖代謝インスリンの合成・貯蔵に関わる亜鉛が不足していれば、血糖値は上昇します。

逆に、亜鉛の補充によって、糖尿病から免れることも可能です。

 

 

 

私たちの体では、有害物質の排出を担う「メタロチオネイン」というタンパク質がつくられています。このタンパク質は、普段は亜鉛と結合して体内に存在しています。ところが、カドミウムや水銀が入ってくると、亜鉛と離れ、それら有害金属にくっついて体外へ排出してくれます。

 

つまり、普段から亜鉛がしっかりあれば、有害金属の侵入に備えて待機しているメタロチオネインも十分存在できますが、亜鉛が足りないとメタロチオネインも少なくなるため有害金属が溜まりやすくなってしまうわけです。

 

 

もともと、日本人はカドミウムや水銀が多い傾向にあります。というのも、お米にカドミウム、マグロのような大型魚には水銀が含まれるからです。

美味しい和食を食べ続けるためにも、亜鉛に無関心ではいけないのです。