80代の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

つらいかゆみはなぜ起こる?蕁麻疹(じんましん)の原因

つらいかゆみはなぜ起こる?

ストレスは蕁麻疹の原因の一つです。さまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされるという蕁麻疹は約7割が原因不明といわれており、症状が長引くことも。医師監修のもと、控えたい食べ物などについて解説します。

 

ストレスが蕁麻疹の原因となることがある

過度のストレスは心身に多くの悪影響を与えますが、蕁麻疹もそのうちの一つです。

しかし、蕁麻疹を引き起こす原因は数多くあり、ストレスの一つのみが原因になっているとは限りません。ストレスの他にも、肌への刺激や食品、植物、生活習慣などいくつもの要因が複雑に絡み合うことで蕁麻疹を発症している可能性があります。

 

蕁麻疹(じんましん)とは、突然、蚊に刺されたときのように皮膚の一部が赤く盛り上がって、強いかゆみが出る皮膚の病気を指します。虫刺されとは異なり、蕁麻疹は痕が残らず、短時間で消えることが特徴です。

「蕁麻(じんま。日本ではイラクサと呼ばれる)」という植物には葉や茎に細かなトゲがあり、これに触れると皮膚にかゆみや痛みが起こります。このときの症状に似ているため、蕁麻疹と呼ばれるようになったことが由来です。

 

 

■特発性蕁麻疹
特発性蕁麻疹は、原因がわからないタイプの蕁麻疹です。ストレスや疲労、食べ物、ウイルスや細菌感染などの原因が複雑に絡み合って引き起こされると考えられています。

 

原因がわからないと不安になってしまいがちですが、特発性蕁麻疹は全体の約7割を占めており、珍しい症状ではありません。原因がわからなくても、薬を使うことで蕁麻疹の多くは治療できます。

 

特発性蕁麻疹は、症状が続く期間によって「急性蕁麻疹」と「慢性蕁麻疹」の2つに分けられます。

 

急性蕁麻疹は、6週間以内に症状が治まる蕁麻疹です。例えば、子どもが風邪をひいたとき出ることがある蕁麻疹がこれにあたり、感染症が治れば蕁麻疹の症状も改善します。

 

慢性蕁麻疹は、6週間以上症状が続くタイプの蕁麻疹です。夕方から夜にかけて症状が悪化する人が多く、翌朝~翌午前中には蕁麻疹が消えて、また夕方から現れることを繰り返します。

 

 

〇主な蕁麻疹の原因

 

■汗
入浴やシャワー、運動、緊張したときにかく汗が刺激となり、蕁麻疹を引き起こすことがあります。汗による蕁麻疹は「コリン性蕁麻疹」といい、蕁麻疹の大きさが1~4mmほどと小さいことが特徴です。

 

 

■物理的な刺激
以下のようなさまざまな物理的な刺激が、蕁麻疹を引き起こすこともあります。

機械的擦過(引っ掻くなど)
圧迫
こすれ
振動
暑さ、寒さ
日光
温熱

 


■特定の食べ物や植物、薬品、ゴムなど
特定の食べ物や薬品などに対して抗体(体の中にある物質で、外部から侵入してきた異物を攻撃する)を持っていると、それらを摂取したときにアレルギー反応が起こり、蕁麻疹として現れることがあります。これを、アレルギー性蕁麻疹といいます。

蕁麻疹の原因となる代表的な食べ物としては、サバやアジなどの青魚、たけのこ、豚肉、カニやエビなどの甲殻類、果物があります。

食べ物が原因となった蕁麻疹には「アレルギー性のもの」と「非アレルギー性のもの」の2種類があり、非アレルギー性のものの場合、食品に含まれる成分の影響で蕁麻疹が出ます。

 

自覚できる症状が皮膚の蕁麻疹のみの場合、何か月や何年間か症状が続いた後で、やがて治まっていくといわれています。