90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

認知症の予防には牛乳より豆乳が効果的…栄養学専門誌

牛乳や乳製品は、ビタミンDやカルシウムなど、豊富な栄養素を含んでおり、健康の維持や増進にとって重要な食材だと考えられています。

近年では、牛乳の摂取量と認知症の関連を調査した研究データも数多く報告されています。しかし、認知機能の低下を遅らせる効果を報告した研究がある一方で、認知機能になんら影響を与えないと結論した研究もあり、詳しいことについてはよく分かっていませんでした。

そんな中、牛乳の摂取量と認知症の関連性について、製品の種類別に解析した研究論文が、栄養学の専門誌2023年10月号に掲載されました。

 

 

 英国の大規模データベース(英国バイオバンク)を用いたこの研究では、30万7271人(平均56.3歳)が解析対象となりました。研究参加者に対して牛乳の摂取量と、その種類に関する調査を行い、認知症との関連性が検討されました。

牛乳の種類は全乳、無脂肪牛乳、その他の牛乳に分類され、さらに豆乳についても検討が行われました。なお、研究結果に影響を与え得る年齢や性別、喫煙・飲酒状況、加工食品の摂取量などの因子について、統計的に補正して解析されました。

 

 

 中央値で12.3年にわたる追跡調査の結果、認知症リスクの低下と関連していた製品は、牛乳ではなく豆乳でした。

豆乳を摂取していた人の認知症リスクは、豆乳や牛乳を摂取していない人と比べて31%、統計学的にも有意に低下し、牛乳(全乳、無脂肪牛乳、その他の牛乳)を摂取していた人と比べても24%低下しました。

 

 

 論文著者らは「豆乳の摂取量や摂取頻度によって、認知症のリスクがどのように異なるのかを調査したり、この知見が一般化できるかどうかを調べるには、さらなる研究が必要である」と結論しています。

 

 

 

私は豆乳の匂いが少し苦手で、飲むことはありませんが一緒に住んでいる孫がよく箱でまとめて買ってきてよく飲んでいるのを見ております

まだこの知見が正確なものかどうか分からない段階のようですが、最近は多様な種類の豆乳がより美味しく飲めるようになっているようなので健康的な生活がより身近になっているのは喜ばしいことでございます