90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

これって老眼!? 見分け方とつらい症状

・老眼の原因と症状

 

老眼が起こるのは眼球にある遠近のピント調節を担う「水晶体」が、加齢によって硬くなることが主な原因です。

物を見るとき、水晶体の厚みが変化することでピントが合います。近くを見るときは分厚く、遠くを見るときは薄く調節されますが、水晶体が硬くなって弾力を失うと、厚みを調節するのが難しくなるのです。

 

すると「遠近のピント切り替えが瞬時に行えない」「手元の文字がぼやけて読みにくい」などの症状があらわれます。

さらに、文字がぼやけて読みにくくなると目に力を入れがちになり、「疲れ目」や「かすみ目」といった不調がともなうこともあります。

なお、早い人では30代半ばから少しずつ症状があらわれはじめ、40代以降に進行していくケースが多いとされます。

 

 

 

 

・老眼の見分け方

 

「近点チェック」を行うことで、老眼か視力低下かを簡単に見分けることができます。

目の前(顔から3cm程度)に人差し指の腹をかざし、ピントが合う(指紋がはっきりと見える)ところまで徐々に指を離してください。

ピントが合ったところが、あなたの「近点」(一番近い見える距離)です。この近点が顔から30cm以上離れていると老眼の可能性があります。

 

なお、近視や乱視が強い人はこの方法でのチェックはできません。また、簡易的なチェック方法のため、気になる症状がある人は眼科を受診しましょう。