80代の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

医者に聞く「医者いらず」な食べ物と生活習慣

がんや、糖尿病など生活習慣病の予防や治療に取り組む医師たちに、医者いらずな食べ物や生活習慣を教えてもらった。まずは食べ物から見ていこう。

 

「緑黄色野菜は細胞のダメージを和らげ、動脈硬化や老化を防ぐ効果が期待されるポリフェノールを多く含みます。とくにトマトは抗酸化作用が高いとされるリコピンも豊富。『トマトが赤くなると医者が青くなる』『トマトのなる家に病なし』といった言葉があるように、健康状態の改善に高い効果が期待できる野菜の代表例です」

 

 カボチャも、トマトに引けを取らない医者いらずだという。

「『冬至にカボチャを食べると中風にならない』と言われます。中風とは、脳卒中のこと。実際に、カボチャには脳卒中のリスクを高める動脈硬化の予防に効果的なβ(ベータ)カロテンやビタミンC、ビタミンEが多く含まれています。糖質の吸収を抑える食物繊維も多い」

 

 若林院長が三つ目に挙げるのはビタミンB1だ。

「脳や心臓の細胞を活性化する働きがあり、認知症心不全の予防効果が期待されています。脳や心臓にエネルギー源であるブドウ糖が十分にあっても、ビタミンB1が不足すればうまく活用できない。ビタミンB1を多く含む食べ物は、豚肉やウナギ、玄米など。錠剤でも構いません。私も毎日飲んでいます」

 

 

古くから「万病の薬」と呼ばれてきた緑茶に改めて注目しているのは、肝臓病を専門とする栗原クリニック東京・日本橋の栗原毅院長だ。


「緑茶に含まれるポリフェノールの一種、『茶カテキン』は糖質の吸収を緩やかにしたり、中性脂肪の合成や血糖値の急上昇を抑えたりする働きがあると考えられています。茶カテキンには、抗がん作用があるという研究結果も報告されている。さらに緑茶に含まれる『テアニン』にはリラックス効果があり、疲労回復や安眠を促す効果も期待されます」

 

 その効果は、お茶を飲むだけでなく、茶葉や茶殻をそのまま食べると一段と高まるという。

「飲むだけでは、緑茶の葉に含まれる健康成分のうち3割程度しか摂取できません。それでも十分な健康効果を発揮しますが、残り7割はお湯や水に溶けないので捨てることになる。残った茶葉をお酢や調味料で味付けしてサラダのように食べてもいいですし、お茶をいれる前の茶葉もおかずやご飯に混ぜたり、揚げて天ぷらにしたりして食べれば、より高い健康効果が得られます。味も意外といけますよ」

 

 

 医療に関する研究や技術の進歩に伴い、「医者いらず」のノウハウも進化している。食事や生活習慣を改めて見直してみよう。