80代の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

夜中のトイレで何回起きる? 2回以上なら病気の可能性あり

都内に住む60代の女性は、ここ数年夜中に何度もトイレに行きたくなってしまうのが悩みだと話す。「ひどいときは2、3度夜中に起きることもあります。この状態は改善できるのでしょうか。最近はトイレに行ったあと、再び眠ることが難しくなり、慢性的に寝不足状態なんです」と憂鬱な表情である。

 

 

「トイレに行く回数が1日8回を超えると頻尿と言います。まずは昼夜ともにトイレに行きたくなるのか、夜だけなのかをチェックすることが大切。昼夜両方の頻尿の代表的なものは、急に尿意を催す過活動膀胱や、尿の出が悪く常に残尿感がある前立腺肥大などの病気か、水分を多く取る多尿などです」

 

 

 一方、就寝後に尿意を催し、トイレに行くために何度も起きなければならない状態は夜間頻尿とよばれるものだ。 「臨床的には夜2回以上トイレのために起きる人が夜間頻尿とされ、投薬などの治療の対象とされています。

ただし、お酒や水を普段より多量に飲むなど、尿量が増えるようなはっきりとした理由があり、その時だけの一時的なものは頻尿とは言いません」

 

 

 夜間頻尿の原因としては、睡眠が浅く覚醒しやすい、加齢による膀胱の収縮力の低下などがあるが、それ以外にも腎機能障害、糖尿病、心不全、などの病気が隠れていることもある。要注意だ。「年のせいだから」で片付けず、まずは専門家を受診して原因を突き止めたほうがいい。

 

 

 病気が隠れていなければ、普段の生活の見直しで症状を改善できる可能性もある。 「生活習慣が乱れてはいませんか。食事や就寝の時間が不規則になると、体が混乱し排尿時間も乱れて夜間頻尿につながりやすい。

 

 

また、寝すぎも原因となります。睡眠が長くなりすぎると眠りが浅くなり、ちょっとした尿意で目が覚めます。規則正しい生活を心がけてください」 「まだもう少し寝ていたい」と思うくらいの睡眠時間で起きるのがベスト。もちろん、就寝前には多量の水分摂取や、利尿作用のあるカフェインやアルコールは控えたほうがいい。就寝直前の夕食は避け、塩分摂取量の減少も大切だ。