90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

頭部出血の男性、小5の8人が救う 通報後みんなで介抱

路上で転倒してけがをした男性(89)を介抱したなどとして、立和土小学校(岩槻区)の5年生8人に25日、岩槻署から感謝状が贈られた。

 

 8人は浅見胡太朗君、伊藤汐優(しゅう)君、大田匠真君、岡安大優(だいや)君、菅野隆紀君、斉藤理人君、柴田陸君、横森瑛翔君。

 

 

 署によると、岩槻区黒谷の路上で先月30日午後4時20分ごろ、側溝に歩行器をとられて転倒した男性を、すぐ近くの公園で遊んでいた浅見君たちが見つけた。

 

 

 慌てて近寄ると、男性の頭から出血しているのが目に入ったという浅見君。

「とにかく助けを呼ばないと」と、自分のスマートフォン110番通報した。8人は救急車や署員が来るまで、近くの大人を呼び、「大丈夫ですか」と男性に声をかけ続けて励ました。男性は頭を数針縫ったが命に別条はなかった。

 

 

 感謝状を贈られて「うれしい」と笑顔を見せた浅見君。山崎満署長は「これからも困っている人を見たら手を差し伸べてもらいたい」と話した。

 

 

 

 

悲観的な報道が多い時勢ではありますが、このような話題を目にすると明るい気持ちになれる気がいたします

スパコン富岳が計算「不織布、通り抜ける粒子少なめ」

 新型コロナウイルス感染症の流行が続くなか、理化学研究所や神戸大などのチームは24日、計算速度世界一を誇るスーパーコンピューター富岳ふがく」を使って、飛沫ひまつを抑えるマスクの効果や、学校の教室などでの飛沫の拡散状況を予測した結果を公表した。不織布マスクやポリエステル製、綿製の布マスクはいずれも効果的なことがわかった。

 

 

 チームは3種類のマスクについて、せきを1回した時に飛沫をどの程度抑えるか調べた。その結果、不織布マスクは他の2種類に比べてマスクを通り抜ける飛沫の粒子の数が少なく、頬や鼻の隙間から漏れる粒子が多かった。

 

 

一方、綿製はマスクを通り抜ける粒子の数が最も多かった。ただし、飛沫の体積をみると、不織布とポリエステルは8割ほど、綿でも7割ほどの飛沫がマスク内や顔に付着し、拡散を抑えられた。

 

 

 また、各地で新学期が始まる中、小学生40人が入る教室で換気の効果を調べたところ、エアコンを動かした状態で全ての窓を左右20センチ開け、廊下側の扉も開ければ、子どもの顔の高さ付近の空気は、100秒でほぼ入れ替わった。

 

 

 理研の坪倉誠チームリーダーは「どのマスクでも飛沫の拡散を防ぐことができる。教室では涼しくなってもエアコンと換気を併用することが望ましい」と話した。

 

 

 

血管への後遺症「ドイツでは回復者の6割以上に心臓の異常」【新型コロナ後遺症の正体】

新型ウイルスの細胞への入り口であるACE2は当初、のどや鼻、肺の奥と言われてきた。ところが、その後の研究の結果、ACE2は全身の血管の内側の血管内皮にも存在することがわかり、新型コロナウイルス感染症患者の多くは全身の血管にダメージを受けることがわかっている。

 

  川崎病は全身性の血管炎症候群で、発熱、両側眼球結膜の充血、いちご舌などの口唇・口腔所見、発疹、手足の硬性浮腫などの四肢末端の変化、非化膿性頸部リンパ節腫脹の6つが主要症状とされ、5症状以上を呈する場合に川崎病と診断される。その原因は明らかでないが、細菌あるいはウイルス感染、スーパー抗原、自己抗原などが原因として考えられている。

 

 日本川崎病学会は5月7日の段階で日本に新型コロナウイルス感染症に関連する川崎病の症例報告はないとしているが、それは日本でのPCR検査件数が極端に少ないためかもしれない。

 

 川崎病になると、血管炎や冠動脈瘤が生じることがあるが、 細い血管の炎症が原因とみられる皮膚症状が、特に若い新型コロナ患者で出現するとの報告が寄せられている。  

 

 新型コロナウイルスが体内に侵入すると、その防御反応として免疫組織が働き、炎症が生じる。その炎症で内皮細胞が傷つき、サイトカインで血管内部が活性化されると、血小板は凝集を起こしやすくなる。血管壁にもくっつきやすくなり、血栓が容易にできる環境となる。冠動脈などの小さな血管が感染すれば川崎病のような血管炎が起き、冠動脈瘤心筋梗塞が生じる可能性がある。

 

 新型コロナウイルスは全身に炎症と血栓症を起こす可能性がある。心筋梗塞以外にもエコノミークラス症候群(肺血栓塞栓症)、脳梗塞について大人も注意する必要がある。

 

 実際、新型コロナウイルス感染者では、免疫力があることで却って免疫の暴走が起きやすい、若い人に脳梗塞が生じることが米国ニューヨークなどから報告されている。 

 

 

 国際的には、主に脳梗塞発症率は中国武漢からの報告に基づいて4・9%(95%信頼区間 2・8~8・7%)と推測されている。  一般に呼吸器疾患に罹った初期の3日間に脳卒中発症リスクが3・2~7.8倍増えると報告されている

世界初アルツハイマー新薬 来春までに承認判断

認知症のなかでも患者が多いアルツハイマー病の新しい治療薬への期待が高まっている。

 

 製薬会社が承認申請したものを米当局が「優先審査」していて、来年3月までに結論が出る。認められれば、アルツハイマー病の進行を長期間抑える世界初の薬として実用化される。

  だが、効果がはっきりしないとの指摘があり、治療費が高額になる懸念もあるなど課題は多い。

 

 治療薬の候補は、米製薬大手バイオジェンと日本のエーザイが共同開発する「アデュカヌマブ」。今年7月に米バイオジェンが米食品医薬品局(FDA)に承認を申請した。米当局は今月、通常より短期間で結論を出す優先審査の対象にすることを決めた。

 

審査終了の目標日は来年3月7日となっている。会社側は今後、欧州や日本でも承認申請を検討している。

 

 アルツハイマー病は、脳内に「アミロイドβ」というたんぱく質がたまることで神経細胞が徐々に働きを失い、認知機能が低下するとみられている。

 

認知症の患者は世界に5千万人、日本に600万人いて、その7割ほどがアルツハイマー型と推計されている。アデュカヌマブは、アミロイドβを除去できる初めての新薬として期待されている。

 

 

 

私や主人が元気でいられるうちに安く出回ることはないかもしれませんが、後世の多くの方々が痴呆から少しでも救われるのならその第一歩としてこれは喜ばしいことです

日本だけ?「家の北側のトイレ」で倒れる高齢者が続出

真冬でもヒートショックの心配がなく、Tシャツ1枚で家中を歩き回ることができ、スッキリと布団から出られる家。それが欧米では当たり前の、本当の意味での高気密・高断熱住宅です。

 

しかし日本の高気密・高断熱住宅の多くは、実際に住んでみると、高気密・高断熱住宅というのは名ばかりで、まったく快適ではないことに驚かされます。このような住宅は残念ながら本物ではありません。

 

特に冬になると、部屋ごとの温度差が激しく、廊下や浴室の凍えるような寒さ、床の冷え冷えとした感触に悩まされる人が後を絶ちません。そんな家屋では、急激な温度差によって心臓や血管に負担がかかるヒートショックのリスクも高くなります。

 

エアコンやストーブが効いた暖かい部屋から寒い廊下に出ると、体がゾクゾクして震えあがります。これは、急激な体温の低下を防ぐため、体温を調節しようとしている証拠です。

 

ヒートショックは最悪の場合、脳出血心筋梗塞などの病気につながり、命を落としてしまうこともあります。特に高齢者や血圧の高い人、血管の病気を持つ人は注意しなければいけません。

 

ヒートショックを起こしやすい場所は、洗面所や浴室、トイレなどです。これらの場所は、日本では日当たりの悪い北側に配置されるのが一般的です。北側は日が当たらないだけにかなり冷え込んでしまい、真冬では暖かい部屋との温度差が14℃を超えることもあります。

 

また、全国の家における冬の寝室の平均室温は10℃、トイレの室温は約8℃といわれています。布団の中がだいたい30~32℃ですから、深夜トイレに起きただけでも、20℃以上の温度差を感じ、身震いを起こします。

 

これが冬の間毎日続くと、年齢問わず体に致命的なダメージを受けることになります。高齢者や体が弱っている人が血管系の病気を発症してしまうのも、無理のないことです。そのため、多くの家では体への負担を和らげるために、「前もって脱衣所・浴室・トイレをヒーターで暖める」「お風呂に入る前は、手足など心臓から離れている部分に『かけ湯』をする」「おじいちゃん、おばあちゃんは一番風呂を避ける」といった、涙ぐましい努力をせざるを得ないのです。

 

「今年は特に重要」インフル予防接種

世界保健機関が今年はインフルエンザ の予防接種を受けるよう強く呼び掛けました。



 WHOマリア・ファンケルクホーフェ氏:「インフルエンザにはワクチンがあります。今年はインフルエンザのワクチンを接種することが本当に重要です」



 WHOは18日の会見で、新型コロナウイルスとインフルエンザは似たような症状が出て、どちらに感染したものかは即座に特定できず、医師の診断を難しくすると指摘しました。

 

 このため、今年はインフルエンザの予防接種を受けることを強く勧めています。WHOは5月にも新型コロナウイルスの感染拡大の影響で他の感染症の予防接種が中断されていると警鐘を鳴らしています。

 

 

 

毎年予防接種には行かせてもらっておりますが、こんな状況だからこそより大事ということでしょう

ただ病院の待合にはより気を付けなければなりません

熱中症は夜が危ない。寝る前にエアコン「切」検証

寝る前にエアコンを消した場合の室温の上がり方を検証した。

午前0時にクーラーを止めた瞬間は23.7度だったが、そのわずか30分後、室温は30.1度にまで上がっていた。

「タイマーだと切れてからすぐに室温が上がってしまいますので、付けたままにしてください」

 

実は熱中症というのは、昼間よりも夜、警戒しないといけません。浜松市の市街地では、午前5時になっても31.3度でした。いわゆる超熱帯夜です

 

去年(2019年)の東京23区の熱中症死亡者数は、日中が38人、夜間が40人、不明が57人で、夜間が多いのがわかる。屋内での死亡者のうち85.3%がクーラーを使用していなかったそうだ。

 

東京曳舟病院の三浦邦久副院長によると、夜間熱中症が多いのには昼間の熱疲労と発汗も関係すると言う。夜も大量の寝汗をかくので、水分を取らないと熱中症になりやすい。

 

では、どのように水分を取るのがベストなのか。三浦副院長は外出前と外出後の体重を測定し、発汗で減少した分の約8割の水分をゆっくり摂取することをすすめる。例えば、500グラム減ってしまった場合は、8割の400mlの水分を30分に1回ずつこまめにとると良いそうだ。