90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

認知症の予防にも!「後ろ歩き」のメリットと注意すべきこと

研究によると、後ろ歩きは普通に歩くよりも最大30%多くのエネルギーを消費し、ヒザの痛みを軽減するなど、多くの健康効果がある。さらに、認知機能を良好に維持するうえで必要な種類の刺激を脳に与えることもできるとか

 

 

 

後ろ向きに歩くのと前向きに歩くのとでは何もかもが異なる。後ろ歩きをするべき理由をリストアップ!

 

1. バランスとコーディネーション能力が向上する
「後ろ歩きは普段と異なる筋肉を使い、コーディネーション能力(自分の身体を自由に操る能力)が要求されるため、バランスと動きや動作、体の位置を感じ取る能力が向上します」

 

2.  筋肉が強化される
後ろ歩きは「ハムストリングスや殿筋、腰など、通常の前歩きでは使わない筋肉を集中して使うため、筋肉のバランスや筋力の全体的な向上につながる」

 

3.  関節への負荷を減らせる
「後ろ歩きは膝や足首にかかる負担が少ないため、前を向いて歩いたり走ったりするより関節に優しい運動です」とバー氏。同研究によると、後ろ歩きは「踵からつま先へ足を着地させる」動きが独特であり、「つま先から踵へ足を着地させる」前歩きに比べて、「膝関節への衝撃が少ない」のだそう。

 

4.  認知機能が向上する
後ろ歩きをするには高い注意力と集中力が必要であり、これが認知機能と空間認識の向上に役立ちます

『Gait and Posture』誌が発表した研究が指摘するように、グローバル認知機能(注意、記憶、言語流暢性、言語、視空間認知能力からなる5つの認知領域)は前歩きではなく、後ろ歩きに関連付けられている。理由は、前歩きと違って後ろ歩きはより難しく、馴染みのない動きだからだと考えられているよう。

 

5.  姿勢が改善される
正しいフォームで後ろ歩きをすることにより、体幹の筋肉が鍛えられ、姿勢をまっすぐに正すことができます

 

6. 認知症から脳を守る
歳をとるにつれ、脳は収縮します。それが少し怖いと思ったら、ウォーキングでその進行を遅らせることができますよ

 

 

考慮しておきたい2つの欠点は以下のとおり。

1. 怪我のリスクが上がる
後ろ歩きは、つまずいたり転んだり、障害物や他の人と衝突したりするリスクが高いので、とても難しく感じることがあります

 

2.  首と背中に負担がかかる
後ろを振り向くたびに首を回す必要があるため、後ろ歩きによって首と背中が疲れやすくなるでしょう。ウォーミングアップでは、首と背中のストレッチを忘れずに行うことが重要です

 

 

 

もう少し年を召す前に知っていれば私も記事にあるような健康法を試すことが出来るのですが、今は普通に歩くにも杖の代わりになるものが要るので難しいのが残念です

ですので、これらのことをこれからそういった年代を迎える娘たちに教えてみたいと思っております