今、長時間つけることで耳にひもがこすれ続け、炎症を起こすなどのいわゆる「マスク皮膚炎」が問題となっている。
ひどい場合、耳の裏側が裂けることがあるなど、外出時にマスク着用が必須の今、深刻な現代病となりつつあるという。
皮膚科医の平田雅子医師によると、梅雨に入り、特にこのマスク皮膚炎が増えているのだという。
私のクリニック目白・平田雅子院長「(マスク関連の患者は)いつもの倍くらい。いまだに続いてます。ジュクジュクしてしまうと、そこにまた刺激になると、とんでもないことになってしまうので、早めに対策が必要」
こうした耳のトラブル、どのように防げばいいのか。
まずは、1、耳のケア。
私のクリニック目白・平田院長「乳液やクリームなどを薄く、少し塗っておくと、耳を守れると思います」
今の時期、耳裏にたまった汗も炎症のもと。
ウェットティッシュなどでこまめに拭き取るといいという。
続いて2、マスクを固定。
私のクリニック目白・平田院長「つまんで開いて、鼻の部分を作ってください。ここを鼻に当てて押さえて、左右の耳にかける。マスクのひもに余裕を持たせ、耳が引っ張られない工夫をしてほしい」
そして悩みの声から生み出された3、新グッズで守る。
こちらは、ひもが耳に食い込まないよう、耳形のシリコンをひもに通して着けることで耳をガード。
デイサービス等で長時間着用している日もあるせいかこれらの症状が出ていました
気を配れば防げることもあるのですね