90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

エイズを「自然治癒」させた免疫持ちの人間が発見される

「不治の病」というイメージのあるエイズ(AIDS:後天性免疫不全症候群)を完全に駆逐できる「超免疫」ともいえる体質を持った人間の存在が明らかになりました。

この奇跡の患者はエイズを完全に自力で自然治癒させていたとのこと。

治癒後、患者の体にはまともに動くエイズ遺伝子は存在せず、わずかに残った遺伝的痕跡すらも消えかけていたのです。

エイズはヒトの免疫を低下させますが、この奇跡の患者は、エイズウイルス(HIV:ヒト免疫不全ウイルス)の「人の免疫を低下させる機能」すら、超免疫で撃破していたことになります。

 

今回の研究により、免疫機能によって遺伝子の活動を封じ込めたり、遺伝子そのものを使い物にならないほどまで破壊できることがわかりました。

鍵となるのは、エイズの遺伝子を取り込んだ感染細胞を、いかに効率よく排除できるかになります。

 

もし自然治癒者「EC2」の持つ超免疫を治療薬に組み込むことができれば、感染細胞を根絶し、の遺伝子を体内から消し去ることも可能になります。

そうなれば、パートナーと避妊具なしの性行為を行い、子供を作ることも可能になるでしょう。

 

世界に蔓延るエイズが、たった一人の超免疫によって駆逐される日は近いのかもしれませんね。