90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

コロナ渦で激増の腰痛 「床に近い生活」は厳禁

日本で腰痛に苦しむ人はおよそ2800万人、40~60代の実に4割ほどの人が腰痛で悩んでいるといわれている。とくにコロナ渦でのリモートワークで、デスクに長時間座りっぱなしのライフスタイルから、若者でも腰痛に悩む人が増えている。 腰痛にならないためのデスクワークのこつはあるのか。もしなったらどうすればいいのか。

 

 

そもそも腰痛の原因とは?

そもそも腰痛にはなぜなるのか──。犬でも腰椎椎間板ヘルニアになりますが、やはり二足歩行の人間の方が多い。それは、腰が重みに耐えかねるからです。「腰痛は2本脚で歩く人類の宿命」といわれているくらいです。

 

また、遺伝的に「なりやすい体質」は、残念ながらあります。

また、椎間板は頚椎から腰椎まで背骨の間にありますので、頚椎の変性が進んでいる人は腰椎も2倍以上、椎間板の変性が進むことが報告されています

 

仰向けに寝ていると圧力は25、もっとも低くなり、立っているときが100となります。座っていて前にかがむ、いわゆる環境の整っていない自宅でのリモートワークの姿勢を取った場合は、立っている場合の実に1.85倍もの負荷が腰椎の椎間板にかかることがわかります。

 

 

 

リモートワークで増える腰痛

それでは自宅でデスクワークを長時間する上で気をつけるべき点について考えてみましょう。 まず、画面とキーボードが一体になったノートPCは、下向きに覗き込む形になるため、首や腰に負担がかかり、あまりよくありません。モニターを利用しましょう。

さらに、キーボードとモニターの距離は、適切に離れていたほうがいいでしょう。

また、椅子に「浅く」座ることは、腰に非常に負担をかけますから、お薦めできません。

 

 

 

腰痛には「床に近い」暮らしはNG。

「洋式」の生活を 「ソファーでリラックスして15分くらい」はOKでも、5~6時間も続けることはよくありません。 腰が痛いからとソファや床に横向きに、脚を投げ出してうつぶせで、の体勢でワークする方がいます。が、基本的に腰の悪い方には「床に近い」動きはお薦めしません。股関節と腰の下に負担がかかるのでよくないのです。畳の暮らしも向きませんね。

「床に近い」暮らしは、立ち上がるときに腰に負担がかかります。病院やリハビリ施設にたいがい、「洋風」の家具、しかも浅くはかけられない椅子ばかり置いてあるのは、そのためもあります。