ＷＨＯのテドロス事務局長は記者会見で「以前にも言及したが、『若者は無敵ではない』と改めて警告する」と強調。一部の国での感染者急増は「北半球の夏季中に若者が警戒を弱めていることが一因」であることを示唆する証拠があると述べた。
ＷＨＯの疫学者マリア・バン・ケルコフ氏は、ナイトクラブが感染を増幅しているとし、「感染した若者の症状は大半が軽度にとどまる傾向があるが、常に一貫しているわけではない」と語った。
ＷＨＯは６月、北半球の夏季休暇を前に旅行者に対するガイドラインを更新すると発表したが、まだ更新されていない。
従来の旅行者向けガイドラインでは、ソーシャル・ディスタンシング（社会的距離の確保）や手洗いのほか、目・鼻・口に触れないよう推奨されている。
娘や孫の話を聞く限りでは若い世代でも危機感を持っている層と、自分は感染していないからと楽観している層がおられるようです
行政が経済をこれ以上疲弊させまいと大きく制限を公にかけられない今、国民ひとりひとりの自覚が試されているのではないでしょうか
