東京都内で1日、新たに67人が、新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。政府の緊急事態宣言の解除後、最も多い人数となりました。都内の感染者は、6日連続で50人を超え、増加傾向が続いています。
小池知事によりますと、このうち複数の人は、新宿区が行っているホストクラブの集団検査で判明したということです。また、引き続き、20代、30代の若い人の感染が多くなっているということです。
先月30日に横浜市で報告された感染者も28人のうち26人は同じホストクラブの男性従業員でした。
このうち1人は自ら医療機関を受診して判明しましたが、残る25人は市が従業員を集めて検査した結果です。また、一部の従業員はクラスターが発生した東京・新宿にあるホストクラブでも働いていたといいます。
今、目立つのは夜の街ですが、ウイルスは職業を選ぶわけではありません。今後、ここからさらに感染が広がる恐れもあります。
千葉県では6人の感染が報告されました。10代から60代の会社員や公務員などで、1人は感染経路が分かっていません。政府は今月1日、これまで行ってきた対策を検証する有識者会議の初会合を開きました。次の感染拡大に備える狙いです。