東京都では28日に緊急事態宣言の解除後、最も多い60人の感染が確認されました。東京都は、これまで休業要請などの目安としてきたモニタリング指標の見直しを進めていて、30日、方向性を示す方針です。
「このところの感染者数の増加を私も大変気にしております。(感染)経路が分からないという方は、そんなに多くはないんですけど、ただ(感染者の)絶対数はかなり増えていて」(小池百合子 東京都知事)
東京都では28日、緊急事態宣言の解除後では最も多い60人の感染が確認され、今月11日に「東京アラート」が解除されて以降、感染者は増加傾向にあります。
都はこれまで「週平均で1日の感染者数が50人以上」などの7つのモニタリング指標をもとに、休業要請を再度行うなどしてきましたが、現在、この指標の見直しを進めています。
都は29日午前11時から専門家を交えた非公式の会議を開催していて、30日、新たな指標の方向性を示す方針です。
都の幹部は、「今後は1日の感染者数よりも医療体制を重視する」としています。
連日東京での感染者数の高止まりが報道されているのを拝見し、これが各地に伝播して全国的な第二波にならないかと心配しております