新型コロナウイルスの感染対策で日本は、2月のクルーズ船の隔離停泊以来、海外からの批判にさらされてきたが、最近、認識が改められつつある。
数字は雄弁で、日本の感染死亡率が突出して低いからだ。
日本の対応に懐疑的だった米外交誌はこれを「奇妙な成功」と評した
香港メディアは、日本人の規範意識の高さが導いた結果と分析した
だが、まだ気を緩める時ではないのは明白
FPが日本の「成功」の論拠としているのは死者の少なさだ。感染者数は、検査数が少ないのであてにならないが、死者数は確かな「指標」になるというわけである。
14日時点での人口100万人当たりの死者数は、日本が5人、米国が258人、スペインが584人、欧州での防疫の成功例として挙げられているドイツですら94人に上ると指摘。日本の少なさは「ほとんど奇跡的」と評した。