90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

「85歳」最大の壁、認知症 誰もがなる可能性 発症リスク

近年、有名人の長寿者の活躍が目立ちます。なんといっても素晴らしいのは、『崑ちゃん90歳 今が、一番健康です!』という長寿本も出された大村崑さん(1931年生まれ、91歳)です。大相撲中継で、桟敷席の崑さんの姿を見るたびに、その若々しさに感心…

冬だからといって油断できない?冬こそ注意したい

冬に多い食中毒の例 食中毒は、食事が主な原因となって下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こす病気であり、その原因によって、「細菌性」「ウイルス性」「自然毒」「化学性」に分類されています。 夏場に多い食中毒として、細菌は高温多湿を好んで増殖する…

「お茶で薬を飲んではいけない」は昔の話?

薬は水で飲むのが基本。わかってはいるけれど、ついつい手近なところにあるお茶で飲んでしまうことや、外出先で飲みたいときに水がない、などということもあるかもしれません。「お茶で薬を飲んではいけない」という話を聞くけれど、それは本当なのか、また…

冬は便秘に注意!コロナ禍の生活習慣やマスクも影響

便秘は女性の大敵 日本内科学会によると、便秘とは「3日以上排便がない、もしくは毎日排便があっても残便感がある」という状態だとされています。 「コロナ禍で、診察室でも“今までは便秘とは無縁だった”という便秘初心者さんが増えたことを実感しています。…

「大豆」が持つ4つの利点

日本で生産されている大豆には、節分の豆などでイメージしやすい黄色の大豆のほかに、黒豆と呼ばれる黒大豆や、ずんだなどに使われる青大豆、未成熟なままの大豆を利用した枝豆などがあります。 大豆に含まれる栄養素の中で特に注目したいのがタンパク質の割…

「納豆」がアナフィラキシーを起こすケース。クラゲに刺された人は要注意

アレルギーの中には、食べてからすぐに症状が出る即時型アレルギーと、数時間以降に遅れて症状が出る遅発型アレルギーがあります。 遅発型の代表的な存在が『納豆アレルギー』です。2004年に納豆摂取後に10時間以上経過して発症した遅発性アナフィラキシーと…

その物忘れ「スマホ認知症」かも 30~50代で急増中

スマートフォンを多用する50代以下の世代で、心身に不調をきたす人が増えている。SNS(交流サイト)を通じた情報収集・発信、ショッピング、ゲームや動画視聴などで「長時間利用が当たり前」という依存状態も珍しくない。診療の現場では、脳への負担増…

ビタミンD不足が寿命を縮める 総死亡リスクが6倍増

ビタミンDは「ビタミン」という名前は付いていますが、実はステロイドホルモンの一種で、太陽の紫外線を浴びることで、体内で作られるという特徴を持っています。 ビタミンDが高度に不足すると、骨が健康に成長することができず、骨軟化症という病気になりま…

脳卒中は岩手、糖尿病は青森、認知症は滋賀…都道府県別「かかる病気」ランキング

がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病――。ニッポンを苦しめる重大疾患には、それぞれ「地域差」が存在する。あなたが住む都道府県では、どんな病気が多いのだろうか。様々なデータをもとに検証する。 47都道府県の文化や県民性には「地域差」があるとされるが、健…

太っている人とやせている人、どっちが長生き?

年を取ると太っているほうが長生きする? 肥満が健康に良くないことは常識です。特に内臓脂肪が増えると高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まり、動脈硬化を進めて脳卒中や心筋梗塞につながってしまいます。 健康のためには、食事では食べ過ぎを控…

座り過ぎで「がん死亡」が8割増加

近年、座っている時間が1日あたり30分以上増加したというデータがある。長時間のデスクワークやコロナ禍のテレワークなどが主な要因だが、この座るという時間が増えるとある病気の死亡リスクが高まるということがわかってきた。 世界的に見ても座る時間が長…

お酒を飲まない女性でも 「脂肪肝の女性」が増加中

飲酒習慣がないのにもかかわらず、40代後半から始まる更年期に、、、そんな悩みを持つ女性が増えているという。 肝機能が悪い、あるいは脂肪肝と聞くと「男性に多い症状」「お酒をよく飲む人に起こる症状」と思いがちだが、実際には飲酒の習慣がなくても肝機…

2022年を振り返って

今年は3月に主人が身罷り、悲嘆に暮れる年でありました 主人の遺産相続は古くからの付き合いのある司法書士の先生と孫が主となって進めてくれたのでとても安心感がございました 農地や山林が残っておりましたので手間がかかるとの話でしたが、先日相続税の…

納豆と牛乳は朝と夜で「効果」が違う

・何を「いつ」食べるか 同じ食べ物でも、口にする時間を意識して効果的な食べ方ができれば、肥満の予防や善玉菌の多様性の保持、免疫系のバランスを保つのに役立つ。食べる時間を意識すると、健康的に年齢を重ねることが可能になる 牛乳に含まれるトリプト…

コーヒー1杯を淹れるくらい短時間のルーティンが、頭が冴えて健康にもいい

まず、残念なお話を1つ。経営者にとって、いえ、誰にとっても、座りっぱなしは体によくありません。 1日に6時間以上座っている人は、1日に3時間以下しか座らない人に比べて慢性的な疾患が原因で亡くなるリスクが18%高いことが研究でわかっています。 また、…

心筋梗塞、脳卒中、認知症…「痛くないから大丈夫」と歯医者に行かなかった人の老後

口腔機能の衰えは、食べ物を噛んだり飲み込んだりする機能が低下するだけでなく、全身の健康状態に大きな影響を与えることがわかってきている。 産業医の池井佑丞さんは「歯の健康が、糖尿病や心臓病、脳卒中、認知症の引き金になったり悪化させる要因になっ…

骨折のリスクを上げる「骨粗しょう症」 注意すべきはどんな人?

骨粗しょう症と言うと、更年期以降の女性の病気というイメージを持っている人も少なくありません。女性のほうがリスクが高いのは確かですが、男性でも80歳以上なら女性の3分の1ぐらいの頻度で発症します。 そのように聞くと、「まだまだ先じゃないか」と思う…

つらいかゆみはなぜ起こる?蕁麻疹(じんましん)の原因

つらいかゆみはなぜ起こる? ストレスは蕁麻疹の原因の一つです。さまざまな原因が複雑に絡み合って引き起こされるという蕁麻疹は約7割が原因不明といわれており、症状が長引くことも。医師監修のもと、控えたい食べ物などについて解説します。 ストレスが蕁…

がん狙い撃ち「光免疫療法」が拡大 副作用少なく、体の負担軽減 治療に革命期待

がんを狙い撃ちする新しい治療法「光免疫療法」に取り組む医療機関が、兵庫県内でも拡大している。これまでは神戸大病院(神戸市中央区)が唯一行ってきたが、今年9月末に神戸市立医療センター中央市民病院(同)が初めて手術を実施し、県立がんセンター(…

一日のうち、「高血圧で突然死」する「最も危ないタイミング」はいつか

寒い季節に猛威を振るう「静かなる殺し屋」は、高血圧症患者の背後に音もなく忍び寄り、ある日いきなり無慈悲に命を奪う。突然死を避けるために、今からどんな対策を講じればよいのだろうか。 「高血圧に悩まされる人々にとって、冬場は危険が高まる季節です…

食卓で料理に塩をふる人は早死にリスクが高い

高血圧の予防と治療において、減塩が非常に重要であることは知られています。しかし、減塩料理が出てくると、なんだか味気なくて、食卓に置かれた塩をふりかけてしまう人もいるでしょう。 このほど英国で行われた研究(*1)で、食卓で料理に塩をかける習慣…

がん免疫治療薬の弱点克服へ…高齢者にも効きやすくする物質、本庶さんら発見

高齢者では効果が出にくいがん免疫治療薬の弱点を克服する候補物質を見つけたと、京都大の本庶佑(ほんじょたすく)特別教授らのチームが発表した。 老化を遅らせる働きを持つ生体物質「スペルミジン」で、高齢のマウスに投与すると免疫機能が回復し、薬が効…

睡眠時間が足りていない人は「高血圧」になりやすい

睡眠不足になるとなぜ高血圧リスクが高くなるのか。 血圧の一日内の変化は、起きてから日中にかけて血圧が上昇し、夕方から徐々に下がっていき、寝ている時に最も低くなります。これは、日中の活動時には交感神経活動が優位になり、就寝中は副交感神経活動が…

まじめな人ほど認知症になりやすい? 医師が伝えたい"まじめリスク”

まじめな人ほど抱えてしまいがちな脳のリスクとは、一体何なのだろうか? 『忘れる脳力』の一部を抜粋して解説する。 健全な脳を保つためにも、脳の活用は〝過ぎたるは及ばざるがごとし"だ。適度に使うことが重要なのであって、使いすぎてはいけない。 適度…

今や死因の10%強 急増する「老衰」

医学の進歩に伴い、感染症などの『病気』ではなく、天寿を全うする人が増えてきたのは間違いない。しかし、それだけで老衰比率のこれほどの上昇は説明できません。医師が死亡診断書に『老衰』と書いても許される医療者側の意識の変化の表れと言えるのかもし…

「合わないメガネ」が招く意外な弊害…疲れ目や肩凝りだけではない

合わないメガネをしている人は想像以上に多く、来院患者全体の8~9割に及ぶという眼科医がいるほどです。 診察中に出合う合わないメガネで多いのは、度が強すぎる、弱すぎる、左右の近視の度の違いを反映できていない、乱視が合っていない、などのメガネです…

がんは日帰り入院で治す時代に…切除できない「肺がん」をわずか30分で撃退!「光線力学療法」

PDT治療は30分であっけなく終了 がん治療は未だ「壮絶な」といった枕詞付きで語られることが多いが、数あるがんの中でも死亡率が高いことで知られる「肺がん」にはだいぶ前から、30分程度の治療時間で済み、しかも超低侵襲(ていしんしゅう)、即ち患者の体へ…

「もう何年も2階に上がっていない」自宅は高齢者には不便 転倒場所の6割が自宅

■高齢者の転倒の6割は自宅で起きている 子どもが独立し、自分とパートナーの二人だけになったわが家。あるいはパートナーに先立たれて、一人暮らしになったわが家。人生100年時代になって、この先、20年、30年と高齢者だけの生活が続きます。 内閣府の令和4…

認知症になりやすい人・なりにくい人の分かれ道

もの忘れや認知症予防について各専門家に聞く全7回の企画。今回は、認知症の発症を抑えるために脳機能の低下を防ぐ大切さを2人の専門家に伺います。認知症になりやすい条件をセルフチェックしてみましょう 発症につながる条件は、年齢によって異なります。過…

強制的にやらされる脳トレで「うつ症状」に 家族が良かれと思う記憶力低下対策が逆効果

現状の薬や治療法では、物忘れや認知症を完全に防ぐこと、治すことは難しい。しかし進行をゆるやかにする薬はあり、生活習慣の改善などによって、発症や進行を遅らせたり、防げたりする可能性がある。早期発見、対応が鍵だ。 「物忘れ」を引き起こす病気には…