90歳の毎日覚書

孫に教わりながら日々挑戦、健康などに役立つ話を覚え書きしていきたいです

「誤嚥性肺炎」錠剤が飲みにくい場合でも、自己判断で粉砕してはいけない

〇高齢者や脳血管障害後などは、嚥下機能が低下するケースが多い 脳血管障害後には、咳反射が低下してしまうことが知られていて、その原因のひとつとして迷走神経知覚枝から咽頭や喉頭・気管の粘膜に放出されるサブスタンスPの減少がわかっています。実際、…

自宅から搬送…高齢者が熱中症になりやすいのはなぜ?

●熱中症で搬送される人の5割強が高齢者 今年も熱中症で搬送される人が増えてきました。令和4年に熱中症で救急搬送された人は7万1029人で、うち高齢者は3万8725人と、約55%を占めていました。では、高齢者はどういう場所にいて熱中症になってしまうのでしょ…

「室温は低いのにムシムシする」 体感温度を4℃下げる方法

〇暑さ指数は気温だけで判断できない ニュースでは気温がメインに報じられがちですが、私たちの体感に大きく関わるのが湿度。熱中症リスクを判断する暑さ指数(WBGT)も気温だけでなく、「湿度」「日射・輻射」「風」をもとに算出されています。 ・同じ気温…

夏バテと思っていたら実は違った?夏バテと片付けてしまいがちな3つの病気

■夏バテだと思っていたら実は更年期障害だった 暑い夏、その汗や疲労感、冷えなどの悩みがある場合には、夏場の気候のせいだけではなく、ホルモンバランスの乱れや更年期障害の症状かもしれません。暑い場所では誰でも汗をかきますが、みんなが汗をかかない…

「日本紅斑熱」はマダニに刺されて感染…近年は夏前から増加中

5月、6月と「日本紅斑熱」の報告が相次ぎました。日本紅斑熱リケッチア(微生物)を保有するマダニに刺されることで感染します。 刺されてから2~8日頃に頭痛、全身倦怠感、高熱などを伴って発症し、高熱とほぼ同時に紅色の斑丘疹が手足など末梢部から生じま…

“サバの塩焼き”で食中毒に?原因は加熱にも強い物質「ヒスタミン」

高温多湿になる夏場は食中毒が心配だが、魚の扱いには特に注意が必要かもしれない。 奈良県の保育園などで6月13日、給食を食べた園児40人以上が食中毒となったのだ。原因はサバの塩焼きから検出された「ヒスタミン」だという。 ・食後の数分~30分ほどで症状…

抗生剤をミネラルウォーターで飲んではいけない?必ず飲みきらなければいけない理由

抗生剤は、抗生物質や抗菌剤とも呼ばれ、細菌による感染症に使われるため、一般の方にとっても馴染みのある薬の一つといえるでしょう。 抗生剤を処方されたとき、医師や薬剤師から「抗生剤を〇〇日分お出ししますので、症状がおさまっても服用をやめずに、す…

認知症患者の「収集癖」に対する具体的な対処法は?

認知症になると、チラシやトイレットペーパーなど、特定の物を集める「収集癖」の症状が現れるケースがあります。周囲からすると一見不要な物を集めたり隠したりするので、同居する家族は捨てたくなるでしょう。しかし、認知症の方は何かしら価値がある物と…

脳が完全に認知症の状態でもまったく発症しない「認知予備能」を獲得する方法とは?

・40代から始まる認知症の傾向 認知症の傾向は40代から始まっていると言われています。認知症を予防したいという人は、なるべく若いうちから、脳をいたわり、運動や充分な睡眠など、身体によいことを始めるとよいでしょう。 などと言っても、脳の細胞は加齢…

痒くてたまらない…「あせも」を悪化させないための3つのポイント

あせもは、医学的には「汗疹」と呼ばれる。汗の通り道である汗管が、大量の汗をかくことで詰まってしまう。汗をスムーズに排出できなくなり、皮膚の中に汗がたまって雑菌が繁殖。皮膚トラブルが起こる。 「あせもは、夏になると非常に多くなる肌トラブル。あ…

目安は7時間眠ること。「免疫力をあげる」睡眠習慣

「寝れば治る」は本当? 「寝れば治る」といわれることがありますが、著者によればこれは本当なのだそうです。もちろん重度の病気が治るわけではないものの、眠ることにより症状が楽になることは少なくないというのです。なぜなら、眠ると余分なエネルギー消…

治療を受けてもよくならない…それは「心臓の肥満」かもしれない

心臓の機能が低下して、心不全や狭心症と診断され、治療を続けているのになかなか改善しない……そんな状況に悩んでいる人は、心臓や血管に中性脂肪がたまって起こる“心臓の肥満症”かもしれない。 肉、魚、卵などに含まれる中性脂肪は、体内にエネルギーを貯蔵…

手や脇、頭の汗が止まらない…これって多汗症?

■Q.多汗症とはどのような症状?普通の汗かきとの違いは? 日常生活で困るほどの多くの汗をかくのが、多汗症です。それほど暑くない環境でも汗が多くで出るのも特徴です。汗が多く、人と対面するのが億劫である、何度も服を着替えなければならないなど、生活…

脳にいい生活習慣で80歳でも元気な脳に!すぐできる習慣とは?

・脳の老化防止に適切な室温対策を! 脳年齢と部屋の温度が関係していると聞いて、驚く人がいるかもしれませんが、部屋が寒いと老人脳のリスクが高まります。理由は、寒いと血管が縮み、血圧が上がってしまうから。高血圧は認知症のリスク因子なので、血圧を…

「隠れ脳梗塞」ーー記憶力が低下する原因は「◯◯不足」だった

・血流不足で脳細胞が死んでしまう 記憶力を担う神経細胞は加齢とともに減っていってしまうため、記憶力は年を取るとともに次第に悪くなっていきます。 神経細胞が加齢で死ぬ主な原因は、血流不足です。脳は体重の40分の1程度の重さしかありませんが、身体全…

新型コロナウイルスの後遺症 医療機関に対し診療報酬を加算

厚生労働省は、新型コロナウイルスの後遺症を訴える患者を診療した医療機関に対し、診療報酬を加算する。新型コロナの感染症法上の位置づけが「5類」に移行する5月8日から始める。報酬を手厚くし、後遺症の診療体制の充実につなげる狙いがある。 新型コロ…

水分不足は老化を進める? 適切な「水分摂取」が老化防止のカギ

●「老化の加速に水分摂取量が関係する」仮説を検証 実年齢は同じでも、身体的(生物学的)には実年齢より若い人と、老化が進んでいる人がいます。老化を加速させる原因にはどんなものがあるのでしょうか。今回、米国立衛生研究所(NIH)心肺血液研究所の研究…

九十歳の誕生日を迎えて

先日、ありがたいことに九十回目の誕生日を迎えることが出来ました 目立った大病を患うこともなくこの歳を迎えられたことをは本当に有難いことでございます 娘や孫からも頂き物を貰い、ここまで支えてくださった全ての方々に感謝するばかりです 孫が付けてく…

「心筋梗塞」が少ない「日本人」、じつは「2つの食材」を食べていたからだった

日本人には、日本人のための病気予防法がある! 同じ人間でも外見や言語が違うように、人種によって「体質」も異なります。そして、体質が違えば、病気のなりやすさや発症のしかたも変わることがわかってきています。欧米人と同じ健康法を取り入れても意味が…

認知症になってからでは遅い、どうする?親の携帯電話

現代の生活に欠かせなくなっているスマホや携帯電話。一昔前ならば不慣れな高齢者も見られましたが、令和の世では、多くの高齢者が活用しています。総務省の2021年通信利用動向調査によると、モバイル端末の保有状況では70~79歳ではスマホが5割超、携帯電話…

年を取ると睡眠の質が低下…認知症ではより強く現れがちになる

昔は朝まで熟睡できたのに、夜中に何度も目が覚めるようになった──。高齢の方から聞いたことはないでしょうか? 年を取ると、若い頃と比べて睡眠の質が低下します。 高齢者では中途覚醒回数(夜中に目が覚める回数)や覚醒時間が増加し、徐波睡眠が減少する…

膝の裏が痛い…その痛み「放置」はキケンかも!

膝の裏が痛いのはなぜ? 「膝の裏が痛む」「膝周辺に腫れなどがある」「膝が痛み、安定せずぐらぐらする」「膝が動かしにくい」など、膝の裏の痛みの症状はさまざまです。 膝の裏が痛む原因には、大きく分けて2通りの可能性が考えられます。 ・日常生活での…

老化による物忘れと認知症 老化と認知症の見分け方5つのポイント

■記憶そのものができないのか?処理に時間がかかっているだけか? 記憶には、インプット、保持、アウトプットの3段階があります。この記憶の3段階の処理スピードは、歳を重ねるごとに遅くなっていきます。特に、記憶のアウトプットは、衰えやすく、歳をと…

がんによる死亡リスクが高まる、恐ろしい「脂質中毒」

少し前に、糖質を摂らずにいられなくなることを意味する「糖質中毒」という言葉が話題になった。しかし医学博士である『脂質中毒』(岡部 正 著、アスコム)の著者は、同じように「脂質中毒」も恐ろしいものなのだと主張している。 たとえば、「長生きする人…

「口臭」が気になる!どうすれば口臭はなくなるの?

マスク内で感じられる自分の息のニオイ。これからマスクを外した生活になったとき、口臭が心配...。どうすれば口臭はなくなるの?美容ジャーナリスト小田ユイコが口内環境に詳しく、口臭の治療にも積極的に取り組む木津康博先生にお話をうかがいました。 口…

「小さな骨折」が増える5大原因とは

ちょっとした段差でつまずいて足の指を骨折したり、机にぶつけて手の指を骨折したりと「小さな骨折」に気をつけたい。加齢で骨がもろくなるの?小さな骨折といえど、生活に支障が出るうえ、運動機能がどんどん衰える引き金になるから要注意。 ■体のさまざま…

花粉症がぎっくり腰を招く…座ったままできるストレッチで対策

スギ花粉飛散のピークは東京では3月上旬から下旬と言われている。花粉症の症状にすでに見舞われている人は、そのつらさ(あるいは、今以上のつらさ)が、まだしばらく続くと覚悟した方がいいかもしれない。 そして腰痛持ちは、くしゃみによるぎっくり腰にも…

虫歯が「脳卒中」を引き起こして死に至る

実は、コロナ禍によるマスク生活で、私たちの口の健康が損なわれている。受診控えに加え、マスクそのものによる問題も大きい。マスクは口の乾燥を抑えると考えられているが、本当は違うのだ。森氏が続ける。 「マスクの着用中は鼻呼吸がしにくいため、口から…

原因不明の手の震え、重大な病気が隠れていることも

会議での発表時や大切な人との会食など、緊張する場面で手が震える経験をする人は多い。しかし、日常的に手が震え、加えて他の症状もあるようなら要注意。思わぬ病気が隠れている可能性がある 「震えを覚える病気の中で数が多いのが本態性振戦。日本人の2~3…

認知症は予防できる?脳の老化を遅らせるのに有効な3つの運動

認知症を予防する運動について具体的に説明していきます。 ■1:散歩、ウォーキング散歩やウオーキングは、今まで運動習慣がなかった方でも始めることができる最も手軽な運動であり、脳の老化を遅らせる効果があると言われている有酸素運動の1つです。ウォー…